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発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

601.がまんする子ども

601.がまんする子ども
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 気持ちをコントロールすること、ちょっと抑えられればいいのにそれができなくてトラブルになりがちなお子さん、そんな傾向があると、人と人との関係に悪循環が生じてしまいがちです。

 お友だちに対して気持ちを爆発させてしまった、だからお友だちに咎められた、だから、また乱暴なことを言ったり手を出してしまった、だからまたお友だちに咎められ・・・、という具合にマイナスの循環が生じてしまいます。

 家庭でも気持ちを爆発させてしまった、やってはいけないことをわざとやってしまった、だから親御さんに叱られた、だから、いっそう悪いことをわざとした、だからまた叱られ・・・というようにここでも悪循環が生じてしまいます。

 そして、家庭でのことを学校に引きずり、学校でのことを家庭に引きずってしまいます。

 このマイナスの循環、みんなが困り果て、疲れ果ててしまいます。

 マイナスの循環は、どこかで断たなくてはなりません。

 感情を抑えて、まずお子さんを受け入れる、
 そして安心や信頼に基づく関係を成立させる、
 その関係さえ成立すれば、
 受容するだけでなく、正すべきことを正させることも可能となるのです。
 親御さんはお子さんと関係が近すぎて、それが難しかったら、どうぞ教室の講師にお尋ねください。

 安心できる、信頼できる関係においては、お子さんは少し堪えることも学び、気持ちをコントロールすることもできるようになります。

 しかしはじめのうちは、大きな緊張と努力によってぎりぎりのところで自己コントロールをしていますから、まだまだもろさがあります。まだまだ、崩れやすいのです。

 でも小学校中学年くらいの年少のお子さんでも、信頼できる先生との関係性においては、努力しがまんすることもできるのです。

 小さな小さな芽でも、とても貴重ないじらしい芽です。教室の講師はもちろん、親御さんもその芽を大切に大切に育ててあげましょう。


 
造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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