4280.~数字の力~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「驚くほどの急成長で」(1月4日)
新年おめでとうございます。所沢教室の榎戸です。
「明日テストだから 小数をもう一回やった方がいいと思うよ」、Hくんが言いました。
Hくんは小学4年生です。
「今日から算数は面積です」と説明し、学習スケジュール表に書き込もうとした時のことです。
翌日小数のテストがあること、
宿題のプリントで小数点の位置を間違えてお母さまにチェックされたことを伝えてくれました。
夏休み前までは、テストがあることを講師に伝えたり、点数を気にしたりすることはありませんでした。
Hくんに変化が現れたのは、夏休み明けの漢字テストで初めて100点を取ってからです。
実は夏休みは、漢字テストに向けて計画を立てて取り組んだのです。
それ以来、“テスト”を意識して学習することができるようになりました。
お母さまも講師も驚くほどの急成長、
学習する態勢がしっかり整った2学期でした。
さあ3学期、そして迎える5年生。
Hくんの「わかった!」を増やしていけるように進めていきたいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ
点数(=数字)の力は、大きいですね。頑張ったことの成果は、数字が最も如実に示してくれます。100点がとれたなんて、Hくんにとって大きな出来事であり、自己意識がガラッと変わったようですね。自身の力への信頼を得ることができた上に、“頑張れば出来る”という事実は、とても面白いことです。自分の働きかけで、対象が、また世界が変わるのですから。3学期、本当に楽しみですね。