3734.~ゆとり~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「ヒントカード」(4月9日)
おはようございます。津田沼教室の千山です。
Aちゃんは小学5年生。
難しい問題に取り組むことはなかなか大変なことです。
「やりたくない」と言ってしまう気持ちもわかります。
でも、それでは、できるようにもなりません。
そこで、「ヒントカード」を用意してみました。
色画用紙にヒントと書いただけのものです。
「困ったら出してね」と言って渡すと
「1回だけ?」と聞くので、
「何回使ってもいいよ」と答えました。
「ヒント!」と言いながら、ヒントカードを出すことが楽しいようで、思った以上に効果がありました。
以前は、「分からない」「できない」というネガティブな気持ちになってやりたがらなかった問題も、
「ヒントカード出せばいいや」と、取り組むようになりました。
やってみたら解けることもあります。
自信を持って、どんな問題にも取り組めるようになるといいなと思います。
◇ワンポイント・メッセージ
何回も使える“ヒントカード”、グッドアイディアでしたね。工夫は、ゆとりの表れです。追い詰められたから工夫する、ということもありますが、でもそこにはまだ工夫をするゆとりが残っているのです。講師の気持ちのゆとりは、生徒さんの気持ちにもゆとりをもたらします。日々の生活でも、こんなふうにゆとりをもってお子さんに対応できるといいですね。