3350.~ゆとりをもてば~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「線引き対決」(1月3日)~
おはようございます。相模原教室の吉野です。
Kくんの親御さまから、ものさしを使って点と点を真っすぐに結ぶ練習をしてほしいというご要望がありました。
学校で三角形と四角形という単元に入り、ものさしを使って直線を引くという問題が出されたそうですが、曲がってしまったり、ずれてしまったりするそうです。
まずは点の直径を3ミリにして講師と線引き対決をしました。
時間はゆっくりかけてやろう、と声をかけました。
直線を引き終わるとお互いに交換して採点をしました。
Kくん「先生、点から外れているよ、減点ね。これはカクカクしてるね、でもおまけしてあげる。」
講師「そうか、それでは先生がこうやって線を引くところにものさしを当てて、しっかり押さえてゆっくり鉛筆を運んで見るね。」
Kくんは講師の手元をじっくり見ていました。
3ミリができたら、2ミリの点や1ミリの点にも挑戦していきましょうね。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Elephas は完全に個別の授業ですので、ご家庭からのこんなご要望にもタイムリーにお応えできます。それが、講師としてとても嬉しいことです。Kくん、講師の引いた線を見て的確に評価することができましたね。自身の実践ではなく講師の実践でしたから、Kくんはゆとりをもって客観的に見ることができました。この“ゆとり”がポイントです。Kくん、今度はきっと意識的かつ注意深く線引きに取り組み、気持ちよく上達していかれることでしょう。