発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

1611.~翻訳する~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。



◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『”優しく書くって?”』(7月2日)
・・・筆圧の強いTくんには、「鉛筆のカツカツって音がするね。…強いね」「音がしないよ…優しいね」と言いながら楽しく練習をしています・・・。


単に「優しく、丁寧に書きましょう」と言ったのではTくんに伝わりにくかったものの、
そう具体的に伝えることによってTくんの鉛筆の芯は減らなくなったとのことです。

耳を澄まして、集中して書字に取り組んでいる様子が浮かんできますね。


「優しく書いてね」では、子どもにはなかなか伝わりにくいものです。
場合によっては、にっこりとやさしい表情を作って書く子どももいるかもしれません。
また、「怒って書いてないのに・・」と思う子どももいるかもしれません。

実際に、敬語の学習で「”おはよう”を丁寧な言葉で言うと、何てなりますか」という問の時に、
即座に改まった表情になって姿勢をただした生徒さんがいらっしゃいました。

実に、生真面目な生徒さんです。

この生徒さんは、言葉自体も「おはようございます」と丁寧な言葉に換えることができましたが、
場合によっては、態度や姿勢のみを変えて言葉はそのままということもあり得ます。
改まった表情で姿勢を正して「おはよう」、ということも。



いかに生徒さんが理解できるように伝えるか、
まさにこれは翻訳の作業です。特殊教育における、重要な部分です。



造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害
Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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