4290.~時間の中で~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「集中」(1月16日)
おはようございます。相模原教室の吉野です。
Yくんは授業中よく時計を確認するようになりました。
その日のスケジュール表を見ながら、
「算数に移るのはあと○○分」
「工作を始めるのは○○時○○分」
「お迎えまであと○○分」など。
一時間という限られた授業の最後までしっかり頑張ろうとしているのが伝わってきます。
文章の読み取りを第一の課題としているYくんですが、聞かれている内容を集中して考える時間が長くなってきました。
そして前後の文章から正解を導き出す力が少しずつ付いてきたように思います。
そのような変化を感じる時は、とても嬉しいです。
◇ワンポイント・メッセージ
Yくん、しっかりと学習態勢ができてきているようですね。時刻や時間の理解が進んだことも、そこに関与しているのでしょう。自身の行動を時間の中でコントロールできることは、がんばる力につながります、「あと〇分だから、がんばろう!」というように。いつまで続くのか、いつ終わりが来るのかが分からない、というのはかなりシビアな状況です。時間の理解が未だの生徒さんには、学習作業の分量で終わりを示してあげましょう、「あと、〇問」「あと、〇枚」というように。