発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

4061.~創造造形~

4061.~創造造形~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「工作のディスプレイ」(4月23日)

おはようございます。武蔵境教室の清水です。

武蔵境教室の入口では、いつも工作のディスプレイが生徒の皆さんを迎えてくれます。

12月には煙突とサンタクロース、新年には虎の工作…

季節は巡り、今は菜の花が並ぶ上を蝶が飛んでいます。

黄色い小花や色とりどりの蝶が風で揺れるのを目にすると、春への期待が膨らむようです。

これらのディスプレイは、生徒さんの目を楽しませるだけではなく、学習の動機付けという役目を持っています。

飾られているのは、その月の工作です。

工作に取り組む日には、ブースに入る前に講師から生徒さんに、

「菜の花、可愛いでしょう。作りましょうか」などと声をかけます。

「うん!」と元気な声が返って来れば、集中力をもって授業に取り組める予感がします。

講師の心にもエンジンがかかります。

工作が終わっても、ディスプレイには役目があるようです。

工作をした翌週、教室のディスプレイを見て、

「これ、お家にあるね」と親御様に話しかける生徒さんもいます。

ご家族が作品を喜んで下さって、お家に飾って下さったのでしょう。

この様な会話を耳にするとき、講師はとても幸せな気持ちになります。

ディスプレイを見て、作品を作った達成感や、ご家族にほめてもらったときの嬉しさを思い起こす…それは生徒さんにとって大切な経験だと思うのです。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Elephasの工作は、造形リトミックメソッドの中のサブメソッド「創造造形」の一環です。基礎描画トレーニングの「リズム造形」、平面絵画の「歌唱造形」に立体化の要素を加えるものです。生徒さんは作品を手に持って眺めることで、対象の存在感を感じ、自ずと対象に対する親しみを湧かせます。気持ちを育てること、感情を育てることはすべての教育の基礎です。それは学習への動機づけでもあり、探求力の育成でもあり、記憶力の形成でもあります。こういった意味で、Elephasでは、造形リトミックは教科教育の基礎であると捉えています。

 

 

発達支援教室Elephas(エレファース) 

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