3123.~新学期対応~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
~今日のElephasブログ:「新学期」(4月12日)~
おはようございます。秋津教室の中村です。
Kさんは新学期を迎える少し前から、講師に会う度にクラス替えの不安や期待を呟いています。
感受性が鋭いKさんの悩み事なので、出来るだけ聞き役として受けとめるようにしています。
日本では大抵、4月に新学期となり、この時期は新たな環境や人間関係に適応していく上で、非常にエネルギーを要します。
しかし笑顔が素敵なKさん、新しい環境に慣れて人間関係も上手くいくことを願っています。笑顔から発するエネルギーこそが、Kさんの不安を吹き飛ばしていくでしょう。
勿論、勉強のための朗豊ゼミナールですが、今後もKさんの心に耳を傾けることができる講師でありたいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
新学期の不安と期待。Kさんには幸い“期待”もあるのであれば、期待の方を膨らませてあげましょう。
新学期の問題は、新学期の時期だけで解決できるものではありません。長期休みを経て再び学校が始まるという時期に、学期中の心理的負担が一気に再現してしまうのが新学期不安(恐怖)です。「また、始まっちゃう…」という不安です。
新学期不安を少しでも軽減するためには、日頃の心理的負担に気づき、それを解消できるようにサポートしていきたいものです。また変化への対応力も少しずつ得させることができるよう、日頃の小さな変化へ対応を意識化させ、変化に対する成功経験を明確にしてあげましょう、「できたね」「だいじょうぶだったね」と。