4132.~図を使って~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「引き算、繰り下がり」(7月16日)
おはようございます。所沢教室の吉住です。
小3年のYくん、最近繰り下がりの引き算の学習を始めました。
繰り下がりの引き算の方法として、
12−3ならば、まず10−3=7、 次に7に2を足す。
との説明をしてみたところ、いらいらとし納得できない様子が見受けられました。
そこで、繰り下がりの引き算のイメージができるよう、10以上の数字を10の位と1の位に分解し〇で表した図、つまり『枠で囲んだ四角の中に〇が10個+枠外に1の位〇個(12なら〇〇)の図』から引く数を消していき、いくつ〇が残るのか?を確認していきました。
〇の並んだ図の横に引き算の式を書いたものを並べ〇を×で消す→計算をする。
を何度か繰り返していくうち×を書かなくても式に答えを記入、という流れが出来てきました。
繰り下がりの引き算のイメージはつかめたようです。
11−○から始め、今14−○を学習中です。
引き算アプリも使いながら、しっかりと定着するように進めていきます。
◇ワンポイント・メッセージ
繰り下がりのひき算は、算数の中でも越えるべき山のひとつですね。「12−3ならば、まず10−3=7、 次に7に2を足す」、⇒「引き算なのに何で足すの?」というのがどうにも納得のいかないところ。しかし、「納得がいかない」というのはよく考えている証拠です。それがあるからこそ、次の図を使った方法に真剣に取り組めたのでしょう。作業を通して理解が進んできて良かったですね。