「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所
新聞の投稿欄に、「丁寧に生活する」というようなタイトルの本を見つけた、という内容のお話が載っていました。だから、丁寧に料理をし、丁寧に掃除をし・・・というようなことを書いておられました。投稿された方も、その見かけた本についてはうろ覚えだったようですが、この記事を読んだ私もこの記事についてうろ覚えのまま今、書いています。ですから、内容が正確であるかどうかは自信がありません。
しかし、「ていねいに生活する」というのはとても良いですね。とても、魅力を感じます。いつも時間や追われ、いつもあくせくしている。楽しいどころか、必死で追いかけてようやく追いつくか、いくらやっても追いつかないような生活。そんな生活のくり返しでは、どこかで疲れて続かなくなってしまいます。
朝の生活もゆっくりと、落ち着いてていねいに行いましょう。歯みがきも、着替えも、食事も・・・。
出かけるときも、ゆっくりとていねいに、靴をはき、鏡を見て身だしなみを整えて、忘れ物がないか確認をして、ていねいに出かけましょう。
職場や学校では、そんなていねいなことが許されないとしたら、一応テンポを周りに合わせて行動し、家に帰ったら、またゆっくりていねいに過ごしましょう。
うがい、手洗い、ゆっくりていねいに行いましょう。おやつ、ゆっくり楽しく味わって食べましょう。
勉強、ゆっくりていねいに適度な量を学習しましょう。あわてなければ、結構ていねいな字で、逆に結構な量の学習がはかどります。
これなんです。いつも慌てていることが、学習の妨げとなっています。せかされなければ、また自らもあせってイライラしなければ、出来るのです。自分の出来るところから、少しずつていねいに学習していけば、分かるのです。
しかし、このゆっくりていねいに、がなかなか出来ないのが現実です。どこかで、生活の仕切り直しをしましょう。土曜日か、日曜日、なるべく時間の拘束のない日が良いでしょう。ゆっくりていねいに日曜日をすごせれば、月曜日をゆっくりていねいに迎えることが出来るかもしれません。
ゆっくりていねいに、いいことばですね。お母さん方、まず家事をゆっくりていねいに行ってみましょう。そうしたら、学校から帰ってくるお子さんをゆっくりていねいに迎えることが出来るでしょう。
今朝のブログも、ゆっくりていねいに書きました。だから、とても楽です。コーヒーを飲む時間くらい、逆にゆっくりとれそうです。
せわしい毎日、ゆっくりていねいに、がいつまで続けられるか分かりませんが、できるかぎり続けてみましょう。やがて、せわしい「いつも」に戻ってしまったら、またどこかで仕切りなおして、ゆっくりていねいに、に切りかえましょう。では、ゆっくりていねいに・・・。
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