4674.~第9回エレファース絵画展~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「作品の背景には」(4月8日)
おはようございます。エレファース津田沼教室の織戸です。
4月20日・21日に開催される第9回エレファース絵画展へ出品する作品に取り組みました。
絵を描くことが好きなSさん。
今回は大切にされているテディベアを描きました。
きっかけは1月の学習テーマで取り組んだ「くま」でした。
Sさんのお母さまが、
「うちにもかわいいくま達がいるんです」とかわいいテディベアのお写真を見せてくださいました。
なんと約40年前にお母さまが購入されて、今はSさんが引き続き大切にしている思い入れのあるものだそうです。
Sさんは、毎朝「いっていきます」と小さいころから変わらずに挨拶をしてからお出かけになるとのこと。
こんな素敵なエピソードに、講師も心が温かくなりながらサポートいたしました。
他にも、特急列車が描きたいからと本物を見に連れてもらったMくんなど、それぞれの作品に好きなもの、楽しい気持ちが溢れています。
今年もたくさんの素敵な作品が揃いました。ぜひたくさんの方に観ていただきたいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
作品のテーマ選びから、制作、そして完成作品、それぞれにいろいろな背景や思いが込められていることを改めて感じました。これらのプロセスから、生徒さん自身やご家族についての知らなかったことにも触れられると、これまでになかった新たなつながりを感じることができます。そして、生徒さんへの理解がまたひとつ、ひとつと深まります。そんな思いで作品を眺めると、絵の見え方も変わってくることでしょう。各教室からの作品が一堂に会する絵画展当日が楽しみです。