4292.~課題を乗り越えて~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「作文 合言葉は?」(1月18日)
おはようございます。国分寺教室の中野です。
就業技術科の合格発表から1か月余りが経ちました。就業技術科の受検に向けて、最後の3か月間、本格的に準備を進めてきたK君。
K君は、担当を開始した当初より、適性検査Ⅰの計算問題や文章問題は正解できる実力がありましたが、
30字作文・120字作文については、時間内に書ききれず、なかなか点数が伸びない時期がありました。
しかしそんな中、授業の回数を重ねるうちに、K君との会話を通じて、K君が自分の考えをしっかりと持っている生徒さんであることが分かりました。
そこで、30字作文・120作文では、題意にそって、
「どんな場面が思い浮かぶか」、「自分ならどういう行動をとるか」などについて、具体的に述べてもらい、
最初は字数を気にすることなく、書いてもらうことにしました。
常に、「具体的なことを書こう」というのが合言葉になりました。
そうすると、次第に字数が増えてきました。
また、字数が増えるのと同時に、文章全体も主語と述語がわかりやすく、読み易い文章になっていきました。
入学検査直前には時間内に、まとまった文章が書けるようになりました。
K君にとっては、受検迄の時間も限られた中で、作文を書く力を付けるというのは、
大変なプレッシャーと緊張を感じた時間だったと思いますが、本当によくがんばりました。
・・・ご本人の希望の南大沢学園に合格しました。
◇ワンポイント・メッセージ
K君、第一志望校への合格おめでとうございます。発表の12月9日は、これまでの努力が実ったすばらしい日となりましたね。作文の“合言葉”、先生と二人三脚でよく課題を乗り越えられましたね。入学までゆったりと、しかししっかりと準備をして、これからの3年間を充実させ、夢に向かっていきましょう。後輩の生徒さんも、K君たちに続けるようもう既にスタートしています。