4636.~国語 デジタル教材で~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「読み書き苦手でも…」(2月23日)
おはようございます。花小金井教室の鹿間です。
小学4年生のIさんとは学校の授業内容を中心に学習を進めています。
Iさんは字を読んだり書いたりすることに少し苦手意識があるようです。
しかし4年生にもなると国語の教材は長いものが多く、読むのはなかなか大変です
そこで教室ではデジタル教材を利用して進めています。
デジタル教材は読む速度を変えられますし、ハイライトの使用もできます。
まず文節で切って読む練習をしてから一文というようにステップアップをしていきます。
読解の問題は、あらかじめ講師がパソコンに問題文を打ち込んでおき、Iさんはそこに答えを入力します。
パソコンの文字は色や大きさを自由に変えられるので、とても便利です。
初めはローマ字表をみながらゆっくりでしたが、徐々に表を見る回数も減りスピードもアップしてきました。
今の目標はローマ字表を見ずに入力ができるようになることです。一緒にがんばりましょう。
◇ワンポイント・メッセージ◇
読み書きに困難を感じている生徒さんは、往々にして国語嫌いになりがちです。でもそこを無理なく越えさせあげられるひとつがデジタル教材です。講師の工夫によって、国語への抵抗を緩和することができます。Iさん、良かったですね。国語の教科書から学ぶことはたくさんあります。日常語としてはあまり使われない語彙や表現、いろいろなジャンルの文書、それぞれの世界などを、言葉を通して経験できます。国語を避けてしまっては、大変もったいない。大いに国語を楽しみましょう。