前回は、生徒さん達が自分の楽器に付けた名前を紹介しました。
今週からの目標は、ピアノさんとの日々の会話を定着させることです。
レッスンを受ける前に「よろしくお願いします」
レッスン後に「ありがとうございました。」
と先生にご挨拶するのと同じように、毎日の練習の前後に
「○○ちゃん、きょうもよろしくね!」「ありがとう。また明日ね!」
とあいさつするように教えています。
なぜそんなことをするのか?
先生は変人?
それは自分のピアノに愛情を持ってほしいからです。
練習が面倒、嫌なあまり、ピアノの前を通るたびに”嫌な物を見てしまった”という気持ちになる子もいると思います。
でも最初から名前をつけて、ご挨拶することにより、ピシッと引き締まった気持ちと同時に、ピアノ・音楽に対する畏敬の想いや愛情が湧いてくるものです。
そうしますと自然に練習意欲が増してくると思います。
昔、自分のピアノに大好きなアニメのキャラクターの名前を付けていた男の子がいましたが、とても練習熱心で上達が早かったのを覚えています。
お母様方も小さなお子さんに練習を促す際に「ピアノの練習しなさい」と言うよりも
「○○ちゃん、さみしいって言ってるよ」「○○君が待ってるよ」
と言った方が、ずっと良いと思うのですがいかがでしょうか?
高学年のお子さんでも、白い目で見られるのを覚悟でちょっと試して下さいな
あと楽器の廻りは整理整頓、スッキリと!
これは上達のための鉄則です(以下の過去記事参照してね)