
秋になると夜に街路樹で「リー・リー・リー」と喧しく鳴く虫がアオマツムシです。
私も上京してからこの虫の存在を知りました。でもその姿を一度も見た事がなく、死がいさえも見かけません。
ずっとその存在が謎でした。
そこで昨夜鳴いていた場所を憶えておき、翌朝そのクチナシの樹を揺すってみました。
何か落ちました。

アオマツムシです!
バッタ目コオロギ科の昆虫で、明治時代に中国大陸からやってきて日本に帰化したと言われています。
下調べはしていましたので姿形はわかります。これはメスのようです。
想像したより小さいですね。

感動のご対面のあとは、お帰り頂きました。
ちょっと迷惑でしたね。ごめんなさい。
元気な子供を沢山産んで下さい。
ただアオマツムシは繁華街でも街路樹に結構いて、街灯に照らされても平気で鳴いています。
外来種に駆逐されてしまったんですか?それともちゃんと別枠で勢力を維持しているのですか?
宇都宮でアオマツ虫がいるかどうかは解りません。
マツムシの名前が付いていますが、全く別です。
宇都宮の街路樹にはアオマツムシはいないですか?
三十五年前にはいなかったような気がします。