青春のうた 第16号 1970年代前期 ６

　今号の「青春のうた」は1971、2年の曲、私が小学校5,6年の頃の曲です。なかなか懐かしい名曲6曲のご紹介です。

★翼をください　1971年2月　赤い鳥
この歌・・・やっぱみなさんコーラス大会で歌いました？
私は高校1年のときに歌いました。なんだか年々「箔」がついてめちゃ名曲になっちゃいましたね。もちろん素晴らしい楽曲だと思います。
「赤い鳥」はのちに「ハイファイセット」と「紙ふうせん」の2グループになるんですが、日本のフォーク、ニューミュージックの黎明期を支えた代表的なグループでした。

★春夏秋冬　1972年4月　泉谷しげる
　この25年ほどは「俳優」としてノキャリアをつんできたので、実質歌手として活躍した15年ほどのキャリアを完全に上回りました。最近では「バルトの楽園」にも出ています。過激な歌手としての印象が強い彼ですが、この「春夏秋冬」は本当に名曲です。福山雅治もカバーしていましたよね（＾＾；

★風をあつめて　1971年11月　はっぴいえんど
　日本のPOPROCK黎明期の代表曲です。今聞いてもそのPOPさは全然古臭くありません。35年経った今でも、日本のミュージックシーンの「大御所」4人なんですが、本当にすごいメンバーです。よく考えたら・・・みんなもう60手前なんですよね（＾＾；それにしても大瀧詠一のアルバムっていつ出るんでしょうね（笑）1983年に「イーチタイム」が出て以来、20年以上出ていないんです（笑）

★耳をすませてごらん　1972年8月　本田路津子
　みなさん「純情きらり」みてます？（笑）　私は毎日嫁が見ているので横目で見ています（笑）ストーリーはちゃんと把握できていませんが（笑）
　この「耳をすませてごらん」はNHKの朝ドラを国民の半分が見ていた時代の「藍より青く」の主題歌でした。大和田信也と真木洋子だったかな？
　この曲はほとんど歌謡曲だと思いますが、本田路津子の澄み切った声は本当に素晴らしいです。私は彼女の歌では「風がはこぶもの」がやっぱ一番好きですね。

★地下鉄にのって　1972年12月　猫
　デビュー曲「雪」につづいて吉田拓郎の曲でまたHITを飛ばしました・・・って、「雪」のときにもかいたんだけど、私は「猫」で聴いたことは無くってね（笑）今日はじめて聞いたって感じです。まあ正直言って吉田拓郎の歌は誰が歌っても拓郎の歌なんですよね（＾＾；

★旅の宿（アルバムバージョン）1872年7月　よしだたくろう
　1972年7月に発売されたよしだたくろうの唯一無比の名盤「元気です」からのアルバムバージョンです。「よしだたくろう」と「吉田拓郎」彼はフォーライフレコードを仲間たちと設立し、CBSソニーから移籍するまでは「よしだたくろう」って名前の表記だったんです。ただし、作詞作曲の名義は「吉田拓郎」だったかな？（＾＾；
　ポップなアレンジのシングルバージョンは大ヒットし、皆さんもそのほうがお馴染みなんですが、このアルバムバージョンはギターとハーモニカだけでのシンプルな演奏です。っていっても演奏はフォークギターの神様「石川鷹彦」の演奏によるものですが（＾＾；
　ギター演奏の基本的なテクニック「ハンマリング・オン」と「プリング・オフ」はこの曲を弾きたいがために必死になって練習しました。