日常に潜む「何かがおかしい」。その違和感にあなたは気づくことができるか。新時代のミステリの旗手による、どんでん返しの五連撃。日本推理作家協会賞受賞作を含む、傑作短編集。
YouTuber、マッチングアプリ、リモート呑み、精子提供、中学受験 の現代にはびこる5つのテーマについての短編集です。それぞれのテーマがミステリーとなり、それぞれが「どんでん返し」・・・なんて書いちゃだめなんだけど、文庫本の裏表紙にも「どんでん返しの五進撃」などと書かれてるのでOKかな。
確かに「あ!」と思わせるのですが、最初の「中学受験」の話を読んだときに、「そうか・・・そうくるか」などと思わせてくれたので、その後は「裏」を考えすぎたのが失敗でした。素直に読むほうがいいと思います。
短編5篇がそれぞれ独立した話なので、これをどういう風に映画にするのかが楽しみですが、いくつかの話をMIXするのかもしれませんね。
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