長谷川義則は3年間一緒に暮らしてきた恋人の川辺市子に、ちゃんと婚姻届けも用意してプロポーズをする。その時は嬉しそうにしていた市子だったが、翌日、彼女は突然姿を消してしまう。やがて、途方に暮れていた彼のもとを、一人の刑事が訪れる。そして長谷川は、市子のことを全く知らなかったと思い知らされる。こうして市子の過去を知る人々を訪ねまわり、話を聞いていく長谷川は、少しずつ彼女が生きてきた壮絶な半生を知っていくのだったが…。
WOWOW ★★★
映画って、面白いんだけど嫌いな作品がたまにあります。過去にはもうすぐ第二弾が公開される「ジョーカー」がそうでした。私はこの「市子」を観て、「なんなんだ?この不快感は」と感じたのですが、それは「ジョーカー」を観たときと同じ感覚であると思いました。
確かにこの2作の主人公は不幸な家庭環境にありますが、だからといって犯罪を犯していいわけではありません。無戸籍なのはとても悲惨で可哀想ですし、男を虜にする魔性の女なのはいいとしても・・・やはりあまりにも身勝手です。もちろん生きていくためには仕方がなかったのかもしれませんが。
現在、日本には無戸籍の人が1万人いると思われています。
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