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ベネチアで隠遁生活を送っていたポアロ。ある日、旧友のオリヴァが訪ねてきて、ハロウィーンの降霊会に彼を誘う。超常現象など一切認めないポアロは、霊媒師レイノルズのトリックを見破るべく、降霊会に参加することに。ところがその降霊会で、招待客が何者かに殺害される事件が発生してしまう。しかも、その方法は人間には到底不可能と思われ、誰もが亡霊の存在を信じ始めていた。それでもポアロだけは人間の犯行と確信をもって、この不可解な事件の真相解明に乗り出すのだったが…。
映画館 ★★★
んとね・・・お金をかけていないのがよくわかります(笑)おそらくこのケネス版1作めの「オリエント急行殺人事件」の3分の1もかけてないんじゃないかな?キャスティングも地味だし。
で、お話が面白いのかな?というとそうでもないし、今回はホラーと言うかオカルトっぽい要素もあって、「音(効果音)」で驚かせる場面が多すぎます。何と言っても舞台の殆どが元孤児院である建物の中での話。だからといってそれほど密室でもないし(笑)あとね・・・おそらく一夜の話なのだろうけど、画面がずっと暗かった(笑)
登場人物の中で利発で可愛い男の子が出てきますが、彼はジュード・ヒルという名で、2022年公開され、アカデミー脚本賞を受賞したケネス・ブラナーの自伝的映画「ベルファスト」で、ブラナー自身を演じました。ブラナーのおきになのでしょうね。
この映画は1969年クリスティが80歳前に書いた「ハロウィーン・パーティ」を原作としていますが、原作とは舞台も違いますし、少々j変えられているそうです。文句ばかり書きましたが、あと数本ブラナー監督主演で観てみたいですね。
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