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太宰治は1909年6月19日に青森県北津軽郡金木村に生まれ、1948年6月19日に玉川上水で水死体として発見されました。
今日は桜桃忌なんですね。
山崎富栄と玉川上水で入水心中を行ったのが6月13日で、発見されたのが誕生日でもある6月19日というのが運命のいたづらに思えて仕方がありません。
39歳になる直前に亡くなったし、私が生まれる12年も前に亡くなっているので印象的には随分昔の人なんですが、私の父の父・・・私が生まれる前に亡くなったので私は写真でしか父方の祖父を知りませんが、私の祖父の方がいくつか年上みたいです。
そして・・・実は松本清張も1909年生まれなんですね。
彼は1992年に亡くなりましたが、83歳の長寿でしたし、私が彼の作品に初めて触れてからでも20年近く現役で頑張ってくれてました。彼のことはもちろんそんなふるい人って印象がないのが面白いです。太宰治も松本清張ほど生きていたら。。。もちろん歴史に「たられば」はありませんが、ひょっとしたらその衝撃的な生き様も彼の人気を支えている点なのかもしれません。
で・・・実は太宰治の作品は「走れメロス」くらいしか読んだことがないんですね。そして以前このブログでもネタにしていた「DS文学全集」を見てみると、「人間失格」「斜陽」「走れメロス」「富嶽百景」の4作品が収録されていました。
これは是非読んでみないとね。
太宰は歴史上の人物、みたいな感じですよね。
太宰にすごく注目が集まっているようで
先日解説を聞いていたら
短編にすごく面白そうなのがあるみたいで
読んでみたいって思いました。
シウも走れメロスくらいです・・。
富士山紀行文「富嶽百景」を寝る前に。
なかなか当時の風俗が面白く書かれていました。
ただ、昭和14年ごろなのに旧仮名遣いで読みにくかった(笑)