転落事故の影響で生きる気力を失ったママを、自宅に連れ帰った静一。ママはもはや静一が誰かを認識できず、日に日に衰弱していく。そんな”解(ほど)けていく”ママを、静一はじっくり観察する。毎日、毎日。
母と息子の絶対に切れない「絆」をテーマにしたこの作品がこの17巻で完結しました。私は過去の押見修造作品でも毎回書いていますが、「純文学」の香りがする作品です。
読んでいてとても辛く、とてもしんどい作品ですが、間違いなく彼の代表作となりました。
まさに命を削って書いた作品だと思います。
私はこの母息子の物語はハッピーエンドだと思いました。
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