ギャング・オブ・ニューヨーク [DVD]松竹このアイテムの詳細を見る |
1846年、ニューヨークのファイブ・ポインツでは、アメリカ生まれの住人たちの組織“ネイティブズ”とアイルランド移民たちの組織“デッド・ラビッツ”が対立している。幼少のアムステルダムは、神父でデッド・ラビッツのボスである父親を敵のボス、ビリーに殺された。アムステルダムは投獄され、復讐を誓いながら15年の歳月が過ぎる。アムステルダムが帰ってきたファイブ・ポインツは、ネイティブズに仕切られ腐敗していた。デッド・ラビッツは既に壊滅している。それでもアムステルダムは復讐のため素性を隠しビリーの組織に潜り込んだ。やがてジェニーという女に出会い、次第に惹かれていくのだが…。
DVD ★★★☆
彼の瞳にニューヨークが!・・・って、久々に見て、思い出しました(笑)
「ビックアップル」だったのね?彼の黒目は・・・って、見た人にしかわからない話。
この物語の時代背景は主人公の父親が殺される1846年と主人公が再びこの町にやってくる1863年なんですが、あの南北戦争が1861年~1865年なので・・・ってことは、「風と共に去りぬ」とまったく同時代のお話なんですね。で、「風・・・」の舞台が南部アトランタで、これが北部「ニューヨーク」ってことで・・・
こういう映画は主人公よりも、悪役に魅力があるほうが面白く、この映画の敵役ダニエル・デイ=ルイスは本当にかっこよかったなぁ。お話の中でも親の敵に復讐するために舞い戻った主人公が、だんだん敵の魅力を感じ、人間としての器のでかさも感じ・・・私はそういう風な話でもよかったと思うんです。
ヒロインのキャメロン・ディアスが、凄く可愛いんだよなぁ・・・
もちろんこの頃はコメディエンヌとしても頑張っていましたが、まだ「2の線」だったかもしれません(笑)
ラストシーンに「WTC」が写っているんですが、この映画は「911」の前に撮影が終わっているので、ひょっとしたら映画で見られる最後の「WTC」かもしれません。私の大好きな「古畑任三郎」の鈴木保奈美の回も最後に「WTC」を見ることが出来ます。
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