雪深い人里離れた山荘で、視覚障がいのある11歳の少年が、転落死した父の死体を発見する。最初は事故死かと思われたが、捜査が進むにつれていくつもの謎浮かび上がり、やがてベストセラー作家の妻サンドラが殺人の容疑で起訴される。裁判が始まると、検察の容赦ない追及によって、幸せそうに見えた家族と夫婦の秘密が次々と暴かれていくのだったが…。
映画館 ★★★★
3月に発表される第96回アカデミー賞の主要部門賞(作品賞 主演女優賞 監督賞 脚本賞 編集賞)にノミネートされている話題作です。なお、昨年のカンヌ映画祭の最高賞パルム・ドールを受賞しています。
2時間半超えの作品で、その殆どが会話で進むので、眠くなるかな?と思いきや、これがなかなか見せてくれます。
後半の裁判のシーンが特に秀逸で、緊張の連続でした。あと、息子に寄り添うワンちゃん「スヌープ」がなかなかいい演技をしててカンヌでもパルム・ドッグ賞を受賞しています。
結末には判決が出るわけですが、これはそのまま信じていいものか、いかんせん父親が亡くなっていますし、真実を知るのは母親だけってことで・・・エンドクレジットまでは立ち上がれません(笑)
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