極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

傷だらけのカミーユ ピエール・ルメートル 文春文庫

2016-11-29 18:53:51 | BOOKS
傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)
ピエール・ルメートル
文藝春秋



その女アレックス (文春文庫)
ピエール ルメートル
文藝春秋



悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)
クリエーター情報なし
文藝春秋



 カミーユ警部の恋人が強盗事件に巻き込まれ瀕死の重傷を。彼女を守るため警部は独断で犯人を追う。


 「その女アレックス」「悲しみのイレーヌ」に次ぐ三部作の最終章です。日本で文庫化されたのはこういう順番でしたが、発表されたのは「イレーヌ」「アレックス」「カミーユ」という順番です。

 このシリーズの主人公であるパリ警視庁犯罪捜査部班長のカミーユ・ヴェルーヴェン警部ですが、彼のキャラが際立っていて(身長150センチ以下)今の技術を持ってすれば、ロード・オブ・ザ・リングのフロドのように身長が極端に低い主人公でも映画化は可能なわけで、この三部作は映画化されるんじゃないかな?って気もします。

 で・・・
最終章の本作は細かい時間経過とともに章立てしてあるのでとても読みやすいのですが、物語の真実が暴かれていくとともに、まさに「傷だらけのカミーユ」でした(笑)

 日本では2番めに発売された「悲しみのイレーヌ」で奥さんを亡くし、「その女アレックス」を経て、この「傷だらけのカミーユ」では新しい彼女アンヌが強盗事件に遭遇し、その犯人を目撃したということで犯人にボコられます。物語は担当外の主人公が自分の恋人をボコった強盗犯人を追跡していくという展開になりますが・・・


 ああ・・・女性不信になりそう(爆)

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