“狛江の狂犬”と恐れられた超不良、井口達也。少年院を出た彼は、地元から遠く離れた西千葉で、焼き肉店を営む叔母夫婦のもと、新たな生活をスタートさせる。保護観察中の身で、次喧嘩したら一発アウトの達也。ところが、ひょんなことから暴走族“斬人(キリヒト)”副総長の安倍要と不思議な絆で結ばれ、いつしか半グレ集団“爆羅漢(バクラカン)”との激しい抗争に巻き込まれていくのだったが…。
日映専 ★★★☆
品川ヒロシ監督作品は何本か観ていますが、この「OUT]は王道の不良映画。私は世代的に不良は不良、ヤンキーはヤンキーと棲み分けしたいのですが、平成以降現在では不良=ヤンキーって事になっています。私の青春時代。。。って言ってももう50年ほど昔の話ですが、ヤンキーとはその言葉が表すようにアメリカに憧れたファッションを好む人のことをヤンキーといったものです。ようするにエルビス・プレスリーやジェームス・ディーンみたいなリーゼントの髪型でGパンを穿き、上着は革ジャンやスイングトップ・・・そうそう、「ウエストサイド物語」に出てくるようなスタイルです。彼らこそがヤンキーで、Yankeeという英単語で表される。。。って話はいいか(笑)
主人公とマブダチになる安倍要を岡田健史改水上恒司が演じているのをあとから知って驚きました。どうしても「特攻隊」の役や、朝ドラの病弱なボンボンのイメージが有るもので(笑)また 醍醐虎汰朗やこの先も出演作が目白押しな主人公を演じた倉悠貴もなかなか良かったです。
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