極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

ミッドナイトクロス (1981) BLOW OUT 113分

2006-07-20 22:17:03 | なつかシネマ
 効果音の収録中に自動車事故を目撃したB級映画専門の効果マン。しかし事件の背後には政治がからんでおり、彼のテープには事故が殺人であった事を示す証拠が残されていた……。

 DVD ★★★★

 原題の「BLOW OUT」がどうして「ミッドナイトクロス」になるのかはわかりませんが、この件に関しては映画および監督に責任はないのでよろしくお願いします(爆)
 「殺しのドレス」に次ぐデ・パルマ監督のB級テイストあふれる快作です。
こういった世界がやっぱ一番彼にはふさわしいなぁ。。。

 主人公にジョン・トラボルタ、共演にナンシー・アレンってことで・・・「キャリー」のバカップルの再現なんですが、5年の月日はトラボルタを「男」にしましたね(笑)ナンシー・アレンのほうはそんなに変わらないんですが、トラボルタは5年間に「サタデーナイトフィーバー」などの主演でTOPスターに上り詰めたあとですし

 全編B級テイストにあふれる作品で、なんと言っても冒頭の「映画中映画?」が、面白く、効果音マンの主人公のまわりのリアルな生活(映画制作)が最初から最後まで随所に出てきて、主人公との「温度差」がとても面白いです。

 一番秀逸なシーンは自分が録音した音と、その現場写真を連続で載せた雑誌を切り抜いて「パラパラ漫画」を作り、1本の映画にしてしまうところです。

 ラストは悲しいオチなんですが、その後のエピローグが・・・o(*^▽^*)oあはっ♪ これは見てのお楽しみね(^^; 

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