高校生の漆崎日胡と父親の茂は2人暮らし。母を早くに亡くした日胡は、しっかり者で健康的な生活を送る一方、茂は不規則で不摂生な日々を送っていた。そんな茂の体内では、細胞たちがブラックな労働環境に疲れ果てていた。体内環境こそ対照的ながら、漆崎親子は仲良く楽しい毎日を過ごしていた。ところがそんな2人に、危険な病原体の魔の手が迫っていたのだったが…。
映画館 ★★★☆
この作品の監督が「テルマエ・ロマエ」「翔んで埼玉」の武内英樹監督であり、予告編があまりにも「わちゃわちゃ」していたので、観に行くことを躊躇していましたが、映画評サイトなどで「いい意味で予想を裏切られた」等の感想が多かったので観に行きました。
で、私も「いい意味で予想を裏切られた」一人です(笑)
ただ、気に入らない演出として「抗がん剤」や「放射線治療」の取り扱いです。
確かに「はたらく細胞」達にとっては脅威なのでしょうし、本来ならこういう治療を受ける前に病気の重大性に気が付き、早めに手を打つことが大切なのでしょうけど、ああいう演出では子どもたちに「抗がん剤」や「放射線治療」がNGだと言う印象を与えるかもしれません。あと、ラス前の天使ですが、なにも外国人の女の子を使う必要はないと思いました。
想像以上に面白く真面目な作りだっただけに少々残念な気持ちにもなりました。
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