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京都の紅葉名所 東福寺

昼と夜で変化する表情を楽しむ。ライトアップも美しい紅葉スポット

京都は至るところに紅葉狩りの名所がありますが、紅葉は日中だけではなく、ライトアップされた夜の姿も美しいもの。ここでは、昼と夜で2度楽しめる紅葉スポットを厳選してご紹介します。昼夜で異なる美しさを見比べてみてください。

東福寺で紅に染まる圧巻の渓谷美に息をのむ



JR奈良線または京阪の東福寺駅から10分ほど歩いたところに位置する東福寺も、紅葉の名所として名高いお寺。

鎌倉時代、摂政九條道家が奈良の東大寺と興福寺から名をとって建立した東福寺は、室町時代には京都五山に列せられる禅寺として栄えました。禅宗最古の三門(国宝)や、そびえ建つ大伽藍が威容を感じさせます。



通天橋からの眺め



ビュースポットは、約2,000本の紅葉が群生する渓谷・洗玉澗(せんぎょくかん)に架かる、臥雲橋、通天橋という名のふたつの橋。赤や黄に染まる紅葉のパノラマが視界いっぱいに広がる景色は、圧巻のひとことです。橋を渡ると真紅の雲の上を歩いているかのような心地になります。通天橋の下では、せせらぎの音を傍らに渓谷を散策することもできます。

例年、11月中旬からの見ごろの時期は開門前から行列ができるほどの人出ですが、渓谷のスケールと比べれば、人の多さも気にならなくなるから不思議です。おすすめの時間帯は、空の青さが際立つお昼ごろ。橋の上では安全面への配慮から写真撮影が禁止されているので、しっかりと目に焼き付けて楽しみましょう。渓谷は撮影できるので、こちらでぜひ綺麗な紅葉を写真に残してください。

例年紅葉の時期には夜間拝観が行われ、境内がライトアップされます。2024年は11月16日~12月1日の期間に完全予約制での実施となります。



本坊庭園

渓谷からの絶景を堪能した後は、ぜひ本坊庭園にも立ち寄ってください。昭和の作庭家であり、現代でも根強い人気を誇る重森三玲によるデザインで、方丈の四方を趣向の異なる4つの庭園が囲んでいます。

柱石で北斗七星を描く東庭、砂紋と石組が大海原を思わせる南庭、四角く刈り込んだサツキを配した西庭、苔と石を市松模様に組み合わせた北庭で、三玲が追求し続けた「永遠のモダン」が体現された名庭です。北庭でもささやかな紅葉が見られるので、ぜひ足をのばしてみては。

東福寺

住所      京都府京都市東山区本町15-778
電話
075-561-0087
拝観時間
4月1日~10月31日は9:00~16:30(受付終了16:00)
11月1日~12月1日は8:30~16:30(受付終了16:00)
12月2日~3月31日は9:00~15:30(受付終了15:30)
拝観料
通天橋・開山堂600円(11月9日~12月1日は1,000円)
本坊庭園500円
共通拝観券1,000円(11月9日~12月8日を除く)
アクセス
JR・京阪「東福寺駅」下車 徒歩約10分、または京阪「鳥羽街道駅」下車徒歩約8分
web
東福寺 公式サイト
紅葉の見頃予想  
11月中旬~12月上旬
2024年の
ライトアップ
2024年11月16日(土曜)~12月1日(日曜)
17:30~19:30(受付終了19:00)

神社仏閣と紅葉がおりなす美しい景色、風流なライトアップなどさまざまな表情の紅葉に出合えるのが、秋の京都旅の醍醐味です。欲張っていくつもの場所を訪れるのもいいですが、同じ場所を訪れて、日中と夜の変化を楽しむのもまた一興。紅葉シーズンに向けて、気になるスポットをチェックしてみてください。

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