ぶらり旅スローライフを楽しむ

京都の紅葉名所 嵐山

混雑を避けて楽しめる穴場紅葉スポット

有名な紅葉の名所にも、穴場や知られざる楽しみ方が潜んでいるものです。ここからは、混雑を避けられる時間帯や意外と知られていない、とっておきの名所をご紹介。ゆったりと贅沢な気分で楽しめる紅葉名所にご案内します。

いにしえの景勝地・嵐山で自然に溶け込み心身を浄化



古来、天皇や貴族も愛した風光明媚な嵐山は、京都随一の紅葉の名所です。
嵐山を象徴する、渡月橋と嵐山や小倉山の山並みが織りなす景色は、どの季節でも絵になります。とりわけ秋はその美しさが際立つ季節。錦秋という言葉がぴったりな色彩のグラデーションが広がります。

鎌倉時代、舟遊びをしていた亀山上皇がその風光を愛で、「くまなき月の渡るに似る」と詠ったことが渡月橋の名の由来。そんなエピソードにも嵐山らしい風雅を感じます。

西側に山が連なる嵐山エリアは、太陽が山の向こうに隠れてしまうと少し薄暗くなってしまいます。そこで、おすすめしたいのは朝の時間帯。お寺のように開門時間を気にする必要はありませんので、早起きして渡月橋へと向かいましょう。大堰川を吹き抜ける風は澄みわたり、朝の光を受けた水面はキラキラと輝いていて、思わず深呼吸したくなるような爽やかさが広がっています。

常に人で溢れている嵐山エリアにも、知る人ぞ知る穴場があります。渡月橋の北詰(橋の北側)から川沿いに上流へと歩いていくと、喧騒が次第に遠のき、静寂に包まれます。対岸にはビルやお店など近代的な建物はなく、車もほとんど通りません。ここから一望する翡翠色の川と秋化粧を施した山々は、いにしえの人びとを魅了した風景そのものといえるかもしれません。

京都郊外の亀岡からスタートする、約2時間の保津川下りも良いでしょう。スリル満点の舟旅のゴール地点は渡月橋の手前。ゆらりと進む舟から眺める橋もまた趣があります。

ほかにも、渡月橋界隈には人力車が待機しているので、足休めに利用してみてはいかがでしょうか。歩くときとは異なる目線での紅葉観賞も乙なものです。

嵐山

住所      京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町付近
アクセス
嵐電「嵐山駅」下車 徒歩約2分
紅葉の見頃予想
11月下旬〜12月上旬

神社仏閣と紅葉がおりなす美しい景色、風流なライトアップなどさまざまな表情の紅葉に出合えるのが、秋の京都旅の醍醐味です。欲張っていくつもの場所を訪れるのもいいですが、同じ場所を訪れて、日中と夜の変化を楽しむのもまた一興。紅葉シーズンに向けて、気になるスポットをチェックしてみてください。

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