「斎藤氏一族の群像」アマゾン電子書籍紹介。角川・BOOK★WAL」
斎藤氏の流れは大きく分けて二つの流派があって、
①中世の武家。藤原利仁の子、叙用が斎宮頭に任じられ、その子の孫が斎藤氏を称したと言う。加賀斎藤氏、越後斎藤氏などがその系統である。越前の疋田斎藤氏の為永の子孫長定浄円は鎌倉幕府に仕え、嘉禄元年(1225)評定衆に列した。為永の兄弟竹田頼基の子孫には、六波羅奉行人となる者が多く出て、室町時代に代々幕府奉行人となった。特に基能は政所執事代・恩賞奉行人に、親基は政所執事代となり、日記「斎藤基日記」を残している。
②また越前の河合斎藤氏の子孫とされる美濃斎藤氏は、室町地代代々美濃守護代を務めた。特に妙椿は、応仁・文明の乱において西軍に着いた守護土岐成頼の下で活躍した。戦国時代になると、斎藤氏の家宰長井氏の出身とされる道三が斎藤を名乗り、美濃の戦国大名として活躍するが、孫の龍興の代に織田信長によって滅ぼされる。
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