「歴史の回想」

人生は旅・歴史は時間の旅。川村一彦。

「平安院政の布石」アマゾン電子書籍紹介。BOOK★WALER電書籍

2019-11-12 06:35:15 | 温故知新
「平安院政の布石」アマゾン電子書籍紹介。BOOK★WALER電書籍
院政。天皇の直系尊属である上皇が国政を執る政治形態を言う。院政を行った上皇を治天の君という。上皇が国政にあずかった例は7世紀末の持統天皇から19世紀の前半の光格上皇まで断続的に見られたが、政治形態が独自の機能を発揮したのは、11世紀前半からの後、宇多院政までで、この間は院政が朝廷の政治状態であった。応徳3年(1086)白河天皇が譲位し、その後も上皇として政治に関与したのを院政の初めとするが、白河は最初から院政を行う意図ではなかった。白河は子孫に皇位を伝える為、皇太弟を予定されていた弟の輔仁を退け即日即位させた。すなわち堀河天皇であるが、天皇が8歳であったたために、白河が後見人として政治に発言、その後孫の鳥羽曾孫の崇徳と幼帝が続く中で。白河の院政が定着していった。

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