もっと森山をもりあげ隊(3MO隊)が、7月3日(土)におこなった第4回目の定期登山の様子をご紹介します。
午前9時 いつもの五城目城ふもとの駐車場
今回の参加者は14名。
もっと森山をもりあげ隊の事業は、秋田県水と緑の森づくり税も活用させていただいております。
週末の同所は、満車に近いくらいの車が。
我らの他に、いくつかの団体さんが登っていらっしゃいます。
登る方増えてきているのを感じます。
軽い開会式で挨拶する3MO隊の工藤代表と事務局長(右)
そして
大きく脚を広げるKさん♪
実は、五城目町の観光物産PR大使のKさん、
現在、一大プロジェクトを進めているところなんです。
手に持っているモノは
縮尺≒1/8,560の森山登山道経路図立体模型。(制作途中段階)
地図から起こした図面に基づき、等高線を忠実に再現し製作中!
横から見ると、一高地、二高地、三高地!しっかりと森山の形になっています♪
Kさん、なんでも出来る人です♪
ヨッ!さすがは五城目町観光物産PR大使〜♪
立体模型、今後またご紹介しますね。
さて、今回は
集合場所の駐車場から車道ではなく、町の名所である『四渡園(しとえん)』の登山道でいったん五城目城を目指します。
一帯には33の観音が点在しています。
そのことについては、のちほどあらためてご紹介いたします。
昭和58年建設の五城目町森林資料館である五城目城。もう38年経つのですね。
標高96mから街を見下ろすことができます。
森山一高地(325m)や二高地(285m)にはかないませんが、ここからの眺めもなかなかですよ〜♪
五城目町森林資料館=五城目城
開館時間:9:00〜17:00
入場無料です。
車で直下まで行くこともできます。
お城を過ぎてからは、いつものコースで上を目指します。
四季折々の自然が楽しめるのも森山の魅力の一つ。
参加者はそれぞれ対策を施し、クマに存在をアピール!
カワイイ山イチゴ🍓
これに焦点を合わせようとしてたら
あらあら、大蔵さんたちにピントが合っちゃった😅
気を取り直して🍓
すると今度は
↓
↓
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Kさんにピントが
二高地への車道には、坂の名を記した標柱が何ヵ所かあります。
『しろみざか』=城見坂
裏面を見てみると
昭和61年11月、松橋福蔵氏が命名した事が記されています。
松橋氏は、五城目町出身で森山二高地の希望の鐘寄贈者。
こちらは
山頂への最後のカーブに立つ『ちからざか』
昭和61年6月、三上隆彦画伯命名。
三上隆彦氏(1916〜1988)は日本を代表する洋画家で、1967年に日輝会美術協会を創設し会長に就任して、総合美術展である第1回日輝展を公募、旗揚げしたことで知られています。
馬の絵が有名で、五城目町にも作品があります。前述の松橋氏との交流から森山の坂の命名をされたのだそうです。
最後の直線の『かねつきざか』(鐘撞き坂)
ここにも、三上画伯命名が記されています。
通常は1時間ほどなのですが、色々観察しながら約2時間かけて二高地に到着。
記念撮影
そのあとは、下山班と一高地登頂班に分かれ
我らは標高が40m高い一高地へ!
急坂を下って登って15分ほどで着きます。
斜度がきついので初めての方は恐怖を覚えるかもしれませんが、ゆっくりと自分のペースで一歩一歩足場を確認しながら進むと大丈夫!
一週間前の整備作業の時から水田の緑が濃くなってました。
男鹿市~潟上市~秋田市~由利本荘市まで延々と続く風車群や
火力発電所、セリオン、こまちスタジアムの大屋根、秋田市内の高いビルなどがはっきりと見えます。
青空に浮かぶ雲に手が届きそう♪
山の上で軽く昼食を食べ、眺望を楽しんだ後
午後1時20分、ど~れ、そろそろ下りますか!
2高地から車道、そして途中のショートカットで杉林の中を3~4分ほど歩き、林を抜けた地点。
ここに、高さ1mほどの太い塩ビ管が立っています。
ここには普段、木の枝が入れられています。
森山登山にご自由に使ってください!杖の代わりです。
ここで、このブログをご覧になっていらっしゃる方々にお願いがございます。
不要になったスキーストックが家にあるよ!とう方がいらっしゃったらぜひとも譲っていただきたいのです。
ここの塩ビ管に置かせていただきたく、どうかよろしくお願いいたします。
第4回目の、森山定期登山
楽しくワイワイ♪時期なく終えることができました。
次回、第5回は8月7日開催です。
夏の森山の自然に触れながらのんびり登ってみませんか〜〜