この度の豪雨によりここ五城目町では富津内地区、内川地区を中心に甚大な被害が出てしまいました。
当、もっと森山をもりあげ隊としては早期に現場入りし災害ボランティアとして復旧作業に当たりましたが、被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。
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年度初めに計画していたクマの講演会を8月20日(土)予定通りに開催させていただきました。
午後1時30分、五城目町総合交流センター『五城館』で。
講演のテーマ『ツキノワグマの話をしよう秋田のくらしを守るために』
~正しい知識と対策があれば、むやみにクマを怖がることはありません~
講師に秋田県自然保護課鳥獣保護管理班
ツキノワグマ被害対策支援センター
主任の近藤麻実氏を迎え昨年に引き続いての開催です。
会場には
ツキノワグマのはく製
クマ撃退スプレーや各種冊子など展示。
開会に先立ち、当、もっと森山をもりあげ隊の工藤代表が講師紹介を兼ねてのご挨拶。
講演を通して
熊の生態を知るにつれ
水陸両用、木登り、頭脳明晰、万能のスーパーアニマルである事が分かってきます。
走っても無理、木に登っても無理、学習能力の凄さ‼️どうしたってかなわないのです。
あとは、いかに遭わないようにするか?
スーパーアニマルだけど、争いごとは好まず逃げたいのです。
人間の存在を知らせるのです。
熊の生息域である山中にお邪魔する際は、自分がここに居るよ!と知らせるのです。そのためには、音を出す。
クマ鈴、ラジオ、会話など。
五城目には年間400回近く森山に登っていらっしゃる方がおりますが、そのような方でも森山で一度も遭遇した事がないのです。ラジオや鈴で音を発しながら登るので。
農作物や畜産の被害も後を絶ちません。
それらの対策なども詳しく話していただき、非常に有意義な講習会となりました。
午後3時20分、公演が終了し
質疑応答タイムに。
熱心な参加者の皆さまからの質問に、丁寧に鍛えてくださる近藤氏。
最後に、
当隊からお礼の言葉を述べさせていただき、講演会は幕を閉じました。
近藤主任、ありがとうございました。
今回教わったことを活かし、今後も町のシンボルである森山の整備とPRに努めてまいります。
なお、五城館のカフェテラスから真正面に
森山を望むことができます。
1高地、2高地、3高地がはっきりと分かるアングルです。
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次回の定期登山は9月3日(土)、予定通りに開催いたします。
詳細については追ってご紹介いたします。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。