家族で買い物のためショッピングモールにへ出かけた。
娘をベビーカー、息子は妻と手を繋いで歩いていた。
おもちゃ屋の前を通りかかると、息子が入りたいとおもちゃ屋の中へ。
妻は追いかけずに、私に息子について行くように指示。
息子がおもちゃ屋に気をとられてる内に、一人でゆっくり買い物をしたいらしい。
しょうがないから、ベビーカーを押しながら、息子の後を追いかける。
最初はおもちゃ屋に上機嫌だったが、ママがいないことに気づき、様子が急変。
ママ、どこ?と泣き出した。
とりあえず息子を抱っこしてベンチに座り、近くにベビーカーの娘を配置。
そのまま、泣く息子をあやしながら妻を待っていた。
しばらくして妻、登場。
息子は泣きながらママに抱きつく。
今度から、息子は私に任せず、一緒に買い物をしてやってくれと妻に一言。
妻はエーッと不服そう。
息子にとってママとパパとイーブンではないのだ。
息子が普段、大はしゃぎしているのは母親という絶対的な安心材料があってこそ。
父親は二の次なのだ。
妻は息子にイチイチ泣かないでよ、と思うかもしれないが、自分が、息子ぐらいの年齢だったころを思い出すと、息子の不安な気持ちはよく分かる。
こんな時期は長くは無いからこそ、面倒臭くて大変でも、息子と一緒に来てやって欲しいと切に願う。
悔しいが、やっぱり私ではママに勝て無い。
息子の涙にそんなこと思った40歳なのでした。
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