年金2.5％削減の中止を求める意見書の請願を不採択‐館林市3月議会

  全日本年金者組合館林邑楽支部などから提出されていた請願は、日本共産党市議団や数名が賛成しましたが、公明党や保守系の多数によって不採択となりました。

  請願の趣旨は、「昨年１１月、十分な審議がされないまま、『年金２．５％削減法案』が強行成立されました。『年金２．５％削減の中止を求める意見書を提出してください』との内容です。

  紹介議員となっていた私は、委員会の審査にあたって「１０年以上前の年金支給額が『多く支給されている』としているが、当時の自公政権が、景気への影響・年金生活者への配慮から、特例措置として支給額を据え置いてきたものであります。物価が下がったといっても、公共料金や介護保険料、医療費などは値上がりし、年金生活者の生活は深刻、このうえ消費税の引き上げで、年金生活者は一段と困難になるので、ぜひとも採択してください」と説明しました。

  残念ながら不採択になったことで、今回も弱者の声が切り捨てられてしまいました。

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