改正道路交通法で、自転車に対する罰則規定が大変強化され、自転車は車両のため、車道通行が原則となりましたが大変危険です。9議会では、自転車や歩行者の安全ための道路整備について、住宅地にある公園の樹木や整備のあり方などについて一般質問を行いました。
質問と答弁の要旨は次のとおりです。
自転車レーン・歩道の現状
質問 自転車は車両で、車道等を走行することになっています。自転車の安全のため、各地で自転車レーンの整備が進められているが本市の現状はどうか。
車いすや電動シニアカーは、歩行者としての扱いになっていますが、歩道の現状について伺います。
整備計画はありません
答弁 自転車レーンの整備は努力義務で、道路空間の制約などから、計画の策定まで至っていません。市道の延長が890・2㎞で、市道における歩道の延長は56・7㎞でございます。
地方からの要望は
質問 市内の歩道は、ほとんど歩行者いないが、法律は全国一律で規制されています。地方都市など歩行者の少ない歩道は自転車道などに活用できるよう、要望することはできないのか。
市道の延長に対して歩道の設置が絶対的に少ない。歩道のない道路で、車いす等が通行するのには路側帯が傾斜していて大変危険です、整備が必要ではないか。
上部機関へ説明や要望を
答弁 内部で検討していませんが、地方の歩道の実態等を上部の機関に説明し、新しい対応策がとれるか、要望等も検討したいと思います。
歩道の整備を進めていくのが本来の趣旨ですが、路側帯等の危険個所が発見された場合は、早急に整備してまいります。
公園のあり方について
質問 地域にある小さな公園に10メートルを超える高木が植栽されていますが、剪定するには相当な経費がかかります。落ち葉の問題や枯れ枝の落下の危険もあります。地域の公園はづくりは、利用者や周辺の住民を含め、進めるのが必要ではないか。今後の地域公園のあり方についての考えを聞かせてください。
良好な公園づくりを
(写真=高木の樹木が密集している公園)
答弁 地域の公園が設置されてから大分年数がたっており、樹木の成長に伴い植栽密度が過密と感じられる公園もあります。
現在公園のあり方、樹木管理のあり方、公園樹木の取り扱い方針を策定する方向で検討しております。地域の皆様のご意見を反映させた整備維持管理を実施してまいります。今後、公園の将来像を想定しながら、良好な公園づくりを進めてまいりたいと考えております。
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