日本は、経済は停滞していたが、なぜか、円だけは、そこそこ強かった。
そのせいで、物価は上がらず、デフレ状態が続いてきた。
おかげで、居心地は、それほど悪くなかった。
しかし、突然の円安で、輸入品がアップし、物価が急上昇。
経済の停滞を止めないと、大変だということが、現実味を帯びてきた。
経済の停滞を止めて、この国を、復活させる方法はないのだろうか。
時間はかかるが、方法はある。
公用語を「英語」に変えるのだ。
考えてみれば、日本の公用語は、日本語だが、教育や研究、ビジネスの場では、英語が必須。
全ての日本人は、義務教育から高等教育まで、英語漬け。
その英語を、公用語に格上げするだけの話。
アメリカをはじめとする西側諸国は、両手を挙げて賛成するだろう。
アメリカやイギリス、カナダ、オーストラリアなどの英語圏の国々との結束も、より強くなる。
いい事づくめだ。
ただ、ほとんどの日本人は、反対だろう。
子供の頃から、国語はソッチノケで、英語の勉強ばかりしているのに、英語ができないのだから。
ただ、理由は簡単。
英語を勉強で身に付けようという、この国のスタンスがいけない。
言語は、生活や仕事の場で使わないと、身に付かない。
だから、英語の公用語化が、お薦めなのだ。
とにかく、よく考えて欲しい。
ロシアのウクライナ侵攻や、中国の強大化を前にして、日本はアメリカと統合でもしないと生き残れない。
ただ、アメリカとの統合なんて、前にも、このブログで書いたが、とても無理だろう。
言語が違う日本とアメリカの統合なんて、ハナカラ不可能。
だからこそ、先ずは、英語の公用語化だ。
アメリカが、大好きな日本人なら、何とかなるのではないか。
そればかりではない。
デジタル化が進む、この世界。
日本語より英語の方が、はるかにデジタルとの親和性は高い。
だから、この国の将来にとっても、そのメリットは大きい。
英語は、アルファベットわずか26文字で、構成される言語。
それに比べ、ひらがな、カタカナ、漢字などと、とにかく文字が多過ぎて、ゴチャゴチャな日本語。
日本語を入力すると言うのに、ひらがな入力よりローマ字入力の方がいいとか、漢字変換、全角半角変換などなど、日本語は、とにかくデジタル化での使い勝手が悪すぎる。
物理学の金字塔とも言える E=MC2をはじめとする公式だって、IT関連の用語だって、全て英語表記。
まあ、そうは言っても、日本語で何不自由なく生きてきた日本人に、今さら英語なんて、やっぱり無理か。