日本メディアのアメリカ愛が尋常じゃない。
一昔前までは、ロシアが大好きで、アメリカが大嫌いだった日本のメディアが、いつの間にか、宗旨替えしてしまった。
と言うよりも、メディアは、いつも、戦争を煽りまくるのが大好きなのかもしれない。
そんなメディアに煽られて、日本政府も、多くの国民も、アメリカのためにウクライナ愛に燃えて、空前のロシア叩き。
ロシアを叩かない人間は、非国民呼ばわりされそうだ。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、見事に日米欧を味方に付けたつもりだった。
しかし、実際には、ウクライナは、アメリカを初めとするNATOの傭兵にされただけ。
ウクライナは、NATOにとってワグネルのようなものなのかもしれない。
NATOのどの国も、専制主義のロシアと違い、「自由と民主主義」の国々だから、支援はするが戦争はしない。
「国家の威信」より「国民の利益」を考える国々だから当然。
旧ソ連の一員だったウクライナにとっては、「自由と民主主義」の国家の、助けにもならない支援なんて、想定外だったろう。
ただ、これこそが「自由と民主主義」の真骨頂なのだから、しょうがない。
プーチン大統領の独断で戦争を始められるロシアとの違いだ。
ウクライナは、西側諸国に仲間入りする前に、そのくらいのことは、知っておくべきだった。