こんにちは、シヤッター写真家
……否、ドッターのシヤッター写真家です。
今回は新たな制作物についてご報告申し上げます。
自分はシャッター以外にレトロゲーム等の趣味がございます。
#マニアのマニア外趣味リレー
— シヤッター写真家 (@48tter_photo) April 13, 2020
小型ゲーム機が好きで集めております。名刺サイズのゲーム機「Arduboy」が外出先でかさばらないのでお気に入り。あとはポケカメで写真を撮ったり、ポケモンのような何かをやったり。最近はPlaydateの発売が楽しみです。
pic.twitter.com/B2806LOHFv
なのでドット絵を制作する「ドッター」さんには大変尊敬の念を抱いております。
自分もドット絵のスキルを身につけられたらな、なんて思いますね。
と、そこで思いついたことが一つ。
シャッターだったら私でも打てるのでは?と。
なんか簡単そうじゃないですか(失礼)
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軽ーい気持ちで手を出したら、途中からスイッチが入ってやたら凝ってしまいました。3日かかりました。
ドット絵なめてはいかんですね。
ちなみにtwitterで一回公開した途中経過はこちら。
完成版では手掛け・鍵穴・ポストが顔のように配置されていますが、本来の位置を再現したバージョン(右)も作っておりました。
参考:本来のパーツ位置
途中バージョン見ると結構上達したなって思いませんか?いや、思っていただけたら嬉しいです……。
大変だったので、頼まれてもいないのにこだわりポイントを解説させていただきますね。
こだわりその1.
シャッターケースの影で立体感をプラス
左は影なし、右は影あり
シャッターケースとスラットの表現があればシャッターのようなものは完成します。
この上に、シャッターケースの出っ張りを影で表現することでより説得力のある描写になるようです。
ちなみにシャッターケースは必ず出っ張ってるとは限りません。
(外壁を基準に、室外側にシャッターを巻き取るか、室内側に巻き取るかの違い)
この写真だと真ん中にあるシャッターの場合はケースの影をつけない描き方でOKですね。
こだわりその2.
汚れの表現で新品と差別化
左は新品、右は古いシャッター
やはり、自分は時の経過が見えるシャッターのほうが好きです。
だったら新品感を無くさないと!ということで錆びや苔を追加しました。
シャッターの錆びやすい位置について個人的な所感。
1位.スプリングに接触しているスラット
2位.ガイドレール・中柱付近
今回はガイドレール付近が錆びつつあるシャッターを想定して描きました。
こだわりその3.
メーカー名シールの描写
下中心部に貼られたメーカー名のシール。
左側に赤いシンボルマークがあり、右側に社名が入っているようなタイプを想定して作りました。
赤の割にピンクっぽく描いているのは「赤は色褪せやすい」傾向を反映した故。
例えばこのように。
こだわりその4.
鉢植えよりツタのほうが元気。
葉の色にご注目ください。
ツタというのは「人がいないときに元気になるもの」。
鉢植えというのは「人がいるときに元気を保てるもの」。
放置され気味のシャッターであることを示すために、双方の生命力の違いには注意を払いました。
ちなみにツタって描くのが難しいですね。
試行錯誤してきた中で「葉を一枚一枚描こうとするから下手くそに見える」ということに気づきました。
まずツタの範囲を大まかに決めてしまって、ツタ全体の立体感を出すように陰影をつけていけば上手くいくような気がします。
と振り返りながら思いましたけど、細部に集中しすぎてしまうというのは、デッサン初心者がよく陥る落とし穴では。
デッサンと同じく、ドット絵も最初は全体を見る力が大事なのですね。
さいごに
シヤッター写真家として、こだわりにこだわり抜いたこちらのドット絵。
グッズ化し、販売させていただきます!
まだモノが届いていないので詳細は追々ですが、
「私が欲しいグッズを作ろう」と意識しながら制作しました。
シャッターが持つ哀愁の魅力を余すことなく盛り込んだつもりです。
ぜひ、続報をお待ちいただけますと幸いです。
今回もご覧いただき、ありがとうございました!
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