シヤッターのある風景

シャッターの写真を撮りまくる「シヤッター写真家」がシャッターについて語ります。随感、記録など。

子宝草の軌跡

2020-07-30 23:43:00 | その他
こんばんは、シャッター写真家です。

皆さまは子宝草をご存知ですか?

2018/2/3撮影

ぷくっとした葉が可愛らしい植物ですね。
グループ展「庭先PTDX」(会期:2017/8/25-30)の際にアーティスト木村りべかさんからお譲りいただいたものです。


左下の「TAKE FREE」コーナーからいただきました。

なぜ子宝草という名前なのか。


2018/5/19撮影

成長すると葉の縁から子株が生えてくるのです。


2018/6/3撮影

葉から取れた子株に水を与えればすくすくと育っていきます。


2018/6/24

わずか3週間の間に子株が次々と増え、初代子株もかなり大きくなりました。


2018/8/26撮影

全盛期がこちら。もう本当に凄い勢いで増えていくんでこれでクローン人間の研究でもしようよとか思ったほど。

しかし私は超ズボラ人間ですので、ゲルビーズから砂に植え替えたところで水やりの管理が疎かになり、カピカピに干からびさせてしまいました。
ここで子宝草の記録は一度途絶えます。


落ち込みに落ち込んで、「どう見ても鉢植えにしか見えないスイーツ」で心を休ませていた形跡がカメラロールにございました。

しかし、そこは超ズボラ人間。どう見ても枯れてるようにしか見えない子宝草を捨てずに置いておき、稀にダメ元で水をやるなどしておりました。

その結果



2019/5/28撮影

親子ともに何とか回復してきました。
それからも放置と救済を繰り返してきましたが全滅を免れ、現在の姿


2020/7/14撮影

ダメな持ち主で本当に申し訳なかった……よくここまで育ちました。
一番大きな葉は親の茎の根本部分で状態が悪くなっていた葉で、「何かしら」を期待して挿してみました。

前述の通り、親は根元の葉が枯れたことで、先端部分にだけ葉が生えた間抜けな姿になってしまいました。切断して、葉が生えた部分と茎だけになっている部分に分割。茎の方は最悪諦めようと思いました。

思惑通り、葉のほうには根が出てきまして。



2020/7/18撮影

茎の方でも新しい葉が生えてきました。強い。


2020/7/23撮影

たった5日でこうなり、そして1週間経った今日の姿はこちら。


2020/7/30(本日)撮影

もうこれで再生医療の研究でもしません?強すぎる。

りべかさん、いただいた植物を過酷な状況に置いてごめんなさい。今はしっかり元気ですよ!

子宝草がいかに育てやすい植物か、お伝えできましたでしょうか。
植物絶対枯らすマンの手にかかっても意地でも生き延びていく、強かな植物の魅力を感じていただけたなら幸いです。
多忙な中でも、常に生命力溢れる緑に癒されたい!そのようなお方、いかがでしょうか?
(でも大事に育てましょうね)





















あ、一つ報告し忘れました。


2020/7/30(本日)撮影

この葉からもなんと子株が出ておりました。

以上


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