札幌～東京 命の襷。

以前、保護にゃんずの件で
ご相談にのっていただいた
ツキネコカフェさんのブログで

30匹の猫ちゃんが
路頭に迷っているとの記事を
目にしました。


責任者の方が東京在住で
札幌と東京を行き来し
猫たちの一時預かりさん、
里親さんを探しているとのこと。



しばらく前から
何かできることはないか…
今の私(我が家)には
やはり無理か…と
葛藤しつつ手を拱いていました。


あまり時間がないとのことで
焦るものの
やはり力はになれそうもなく
悔しい思いをしていましたが


保護猫ちゃんたちは
一時預かりさんが
ほぼ集まったそうです。


札幌～東京と
どちらの猫ちゃんたちも
家族になってくれる
新しい飼い主さんが
見つかるよう、


微力ながら
ここでも拡散できれば
と思い転載させていただきます。



*+～*+～*+～*+～*+


飼い主が亡くなり
飼われていた30匹の猫ちゃんが
路頭に迷っています。


【30ぴきのねこ＠北国】



東京在住の姪ごさんが
札幌圏と関東圏で
里親さまを探しておられます。


お力になれる方、
また情報を広めてくださる方、


札幌近郊、関東近県、問いません。
一時預かり可能な方（できれば１ヶ月以上）、ねこをご覧になりたいと思っていただける方、ご連絡頂きたいと切に願っております。
どうぞ、お願いいたします。
切に、お待ちしております。
あきらめません。




とのことです。


【30ぴきのねこ＠北国】

当該ＨＰまで
ご連絡していただけますよう
お願いいたします！




*+～*+～*+～*+～*+


自分の不甲斐なさを痛感しつつ…
皆さまにお願いいたします。


　　　　　　　　　こめ。






　

動物愛護管理法の改正

昨日の朝の新聞です。


環境省がようやく決めた
【犬猫の午後8時以降の展示販売の禁止】


これまでは
犬や猫を深夜に展示することに
制限がなかったのだけど

健康に悪い影響を与えるとして
午後８時以降の展示を
禁止する方針を決めた。


------------------------

(読売新聞より)

環境省は２１日、犬と猫について午後８時以降の夜間展示販売を禁止することを決めた。
動物愛護法の施行規則などを改正し、来年６月の施行を目指す。

新規則では、午後８時～翌午前８時は、不特定多数の客が見るところに、業者が犬や猫を置くことを禁止する。

また、長時間の展示を続ける場合は、ストレス軽減のため人目に触れない時間を設けるように求めている。

また、業者が違反を繰り返した場合は、営業停止などの行政処分も可能になる。

同省によると、生まれて間もない犬や猫が健康に育つためには１日１２時間以上の睡眠が必要で、睡眠時間が足りないと病気がちになったり、落ち着かない性格になったりするなどの問題点が指摘されているという。


------------------------




写真の新聞記事には
店側の声が記載されていた。

『夜しか来店できない人もいる。客の利便性を奪うことになる』
との不満…。







環境省が募集した
【動物愛護管理のあり方について(案)】
のパブリックコメント(意見公募）には
12万件を超える数の意見が寄せられた。


たくさんの項目で
『規制を強化すべき』という意見は
『現行のままとすべき』という意見を
ほとんどが上回っていたのだけど

これまでにまとめられた意見案の報告書は
動物愛護部会において承認され
来年６月の通常国会に議員立法として提出される。




なかでも【8週齢規制問題】は
特に多くの意見が集まり意見が割れた。



販売する子犬、子猫を
親から離す適切な時期はいつか
という問題。



業界が子犬、子猫を
親から離すのは
平均して生後35日。
(店頭に展示されるのは45日)


親からの移行抗体もあり
病気もかかりにくいし、
「科学的根拠はない」との見解。



愛護団体等の反対意見は、
精神的に未熟な為、
移動後のストレスによる
体調不良(死に至ることもある)や
社会化期の短縮による
性格形成の不良
(しつけや環境に適応する能力など飼い主の教育が不十分だと飼育放棄や虐待に繋がりやすい)、
安易な繁殖、出荷による
疾患の多発などをあげている。





まだまだお母さんの側で
甘えたり、社会勉強をしながら
成長していく真っ只中で
引き裂かれる子犬、子猫。


店員さんに愛情をたくさん
貰っていたとしても

小さなケースの中で
展示されて見物されて…





私は
ペット業界ばかりが
悪いのではないと思う。


もちろん【命の販売】なんか
してほしくはないけど


買う人がいるから売る人がいる。


ペット大国と言われている
日本だけど

日本人はどうしても
ブランド志向が高くて
血統書のついた子を欲しがるし
小さいほうが可愛いと
生後2ヶ月程度の
子犬、子猫ばかりを欲しがる。


需要があるから
供給される。



儲かるから商売する。





悪循環は消費者の意識を
変えないと変わらない。


…そう思う。





どうしても
血統書付きの子じゃないとだめ？


どうしても
母親から無理やり離された
小さな子犬や子猫じゃなきゃだめ？




だいいち、夜間しか
来店できないだなんて…


そんな人がペットと一緒に
暮らすことなんてできるの？？





今日も保健所には
たくさんの子たちが
家族になってくれる人を
待ってる。

なかには血統書付きの子も
けっこう居て
きっと本当は
『家族だった人』の
お迎えを待ってる。



どうして お金を出してまで
迎えた子を棄てるんだろう…



本当は
血統なんて関係ない。



その子をどれだけ愛せるか。

だと思う。



子犬や子猫は
いつまでも赤ちゃんじゃない。
すぐに～ほんとにあっという間に
大きくなるし


雑種を愛せないなんていう
人が居るとしたら
そんなの
真実の愛じゃないと思う。




買うひとが居なくなれば
売る方も 儲けもないのに
わざわざ
お店に置いたりしなくなる。




そんなふうに思う。





公明党は12万の意見を敵に
業界側に付いたという。




前回の１７年度の改正の時も見送られてしまい
今回もとなるとまた５年後…

私も来年の国会決議までに
公明党や政党に意見メールを送って
可能性を信じようと思う。












　

誓い。

台風の影響で
しばらく
雨が降り続いていたけど
昨日は晴れ間が見えました。


なかなかの
ドライブ日和で

保護にゃんずのために
１年間もお借りしていた
２つのケージを
ようやく返却しに
行ってきました〓

お礼に
フードやペットシーツを
ほんの少しだけ持って(〃ω〃)


団体の代表さんは
無事に里親さんが見つかった
ことを喜んでくれました


我が家に１ニャン残りました、
と言ったときには
更に笑顔で(*/∀＼*)


帰りがけに
団体で保護されている
わんにゃんに会ってきました。


(゜∀゜)!!
ちびすけがたくさん!!
子猫ちびすけもたくさん!!
よく似た子がいるものですね♪

みんな、
愛想が良いのが
ちびすけとは違う長所(笑)

みんな、
新しい家族の
お迎えを待ってる子たち。


きっと幸せになれるよ…
きっと幸せになろうね…



この団体には
現在100匹前後の
わんにゃんが保護され
新しい家族を探しています。

応援することしか
できないけど
みんなの幸せを願って
帰ってきました。



平成21年度
この日本で殺処分された
わんにゃんは24万匹。

１日にすると
６６０匹もの小さな命が…

北海道でも１万匹。



救おうと全力を尽くしている
団体がいる一方で

家族を棄てる者がいる…


はたまた
毎日毎日棄てられる命が
絶えないなか

ひとの手によって
新たに『生産』される
命がある。


悲しい現実です


命に責任を持つ
ということを
改めて強く想いました。


おみずも
まめも
こめも
ちびも
みんな平和に
健康に元気に長生きさせる！

大切に大切に
めいっぱい愛情を注ぐ！



必ず 私が 看取る！
そう、誓って
みんなをギュッとしました





ちびすけだけ…
ギュッと できない
いつかきっとギュッとするもん(〃ω〃)

一歩前進。

blogをお休みしている間に
動物愛護管理法改正に
向けて一歩前進したようです。


22日の朝、
車のラジオのニュースを聞き
調べてみました。

環境省は２０日
ペットのインターネット販売について、
業者と飼い主に
現物確認や対面での説明を義務づけ、

ネットのみの取引を
禁止する方針を固めた。

また、
ペットに与えるストレスを考慮し、
午後８時以降に販売目的で
店頭展示することも禁止する。


◇動物愛護管理法改正案骨子
・午後８時以降の展示を禁止
・インターネット販売では現物確認、対面での説明と販売を義務づけ
・移動販売の業者に感染症対策と個体識別による追跡の徹底
・オークション、老犬・老猫ホームを規制対象に追加
・生後一定期間の販売禁止


環境省は、
来年の通常国会で
これらの項目を盛り込んだ
動物愛護管理法改正案の
成立を目指す。



【参照】
夜間の販売禁止へ
ネット取引は対面説明義務付け
(毎日新聞)





まだまだ
改正成立には届かないけれど
この議論は全てとても大切なこと。


とても大きな
確実な前進だと思います。


随分前からパブリックコメントの
署名活動をしたり

改正を願うひとたちが
動いていました。


私も夜の生態販売や
生後８週未満の仔犬や仔猫を
母親から離し
販売されていることに
嫌悪感を持っていました。


改正案の成立を
心から祈っています。




11/07/24 (日) 23:19

北海道でもワンちゃん預かり。

東日本大震災の
被災者の飼い犬を長期間預かる
ボランティアの募集を
北海道獣医師会が
はじめたようです。


避難所暮らしなどをしている
飼い主さんと同居できない
ペットが多数いて


被災地の動物救護センターに
登録された犬で
・ワクチン接種済み
・しつけができている
・凶暴性がない
・マイクロチップ挿入済み
などの条件を満たしている
犬を100匹程度
受け入れ実現を目指すそうです。



ボランティア側の条件もあり

新千歳空港まで引き取りに行ける方で
ボランティア登録後に
獣医師会が飼い主や犬の情報を提供し
預かり可能か判断をするそうです。



飼い主が不明になった犬の受け入れ先も募集するそうです。




お問い合わせは

北海道獣医師会
011-642-4826

北海道新聞より抜粋






11/05/24 (火) 17:27

緊急のお願い！投稿・転載お願いします！

避難指示が出ている
福島第１原発から
半径２０キロ圏内について、


２２日午前０時に
一帯への立ち入りを禁じる
「警戒区域」に指定する


との発表が
政府筋からありました。

今後(22日0時以降)
この区域に
まだとり残されている
数百頭の
動物たちを救うことが
出来なくなってしまいます。

ボランティア団体さんたちが
この区域に入るということは
法的処置を
とられることとなり
現在、この区域に残された動物たちの飼い主さんからの
不安、焦り、悲しみの電話が、殺到しているそうです。


以前ご紹介した
ボランティア団体さんが
(今回震災したペット等の動物保護)
緊急のお願いをされています。

人命・人体への影響を
優先にとの決断は
わかりますが、

「首相官邸」ＨＰにて、

●「動物たち（家畜も可能であれば）の命を救うことにおいて、
　　社）ＵＫＣ　ＪＡＰＡＮ　に一任して欲しい」
●「せめてフードだけでもとどけさせて欲しい」


こういった旨を、
ご支援くださるすべての方より、
意見欄に、投稿をお願いいたします。

首相官邸ホームページに

ご意見欄というのが、ありますので、
どうか、そちらのほうへ、投稿よろしくお願い致します。

詳細はこちら
ＵＫＣ ＪＡＰＡＮ



※転載可能な方、
時間がありませんので、
　出来る限り、
転載いただけたら幸いです。
　どうぞ、
よろしくお願いいたします。



11/04/21 (木) 11:04

感謝。

平和であること…




私たちが



この子たちが


温もりを感じていられること…




心から感謝しています。




11/03/17 (木) 12:24

動物たちも救いたい。

東日本での
大地震、津波
加えて福島の原発事故。


被災地で
懸命に頑張っている方々を
見ていて

私は、どうしても
たくさんの
被災した動物たちのことを
考えずには
いられませんでした。

ペットを『家族』とし
愛する人も
いることと思います。

逃げられずに
亡くなってしまった
動物もたくさんいるでしょう。
命が助かっても
生き延びるすべを
見つけられずに
さ迷っている動物も
たくさんいるでしょう。

動物どころでは…と思う人も
いるかもしれませんが

家族の一員と思うペットを
置いてきてしまった人
ペットとはぐれてしまった人
心を傷めている
飼い主の方々にとってペットは
これから生きていく為に
きっときっと
必要な存在だと思います。


動物たちも
きっと生きたいはずです！




UKC JAPAN本部
（リンク）は、
許可を取り現地に
向かったようです。
活動ブログ






また、災害時には
地方自治体の要請に応じ

緊急災害時動物救援本部が
設置されます。


緊急災害時動物救援本部とは
大災害時などに
被災動物(主にペット)を
救護救済する事を目的に
設立された団体であり政府

が認可した
公益法人です。

４つの動物愛護団体と
日本獣医師会などの
下記５団体によって
組織されています。

【問い合せ先】
財団法人 日本動物愛護協会
電話：03-3409-1822




緊急災害時動物救援本部構成団体

　社団法人日本獣医師会
http://nichiju.lin.gr.jp/

　財団法人日本動物愛護協会
http://www.jspca.or.jp/

　社団法人日本動物福祉協会
http://www.jaws.or.jp/　

　公益社団法人日本愛玩動物協会
http://www.jpc.or.jp/

　社団法人日本動物保護管理協会
http://www.jspca.or.jp/





ご注意
いろいろな団体さんが
募金活動をされていますが
本当に信頼出来る団体かどうか
ご自身で判断して
募金するようにしてください。



NPO法人動物愛護団体エンジェルズ
(旧称アーク・エンジェルズ)（リンク）が
被災地でペット保護の
ボランティアを始めたそうです。
活動ブログ

この団体は
過去の保護活動において
募金詐欺の疑いで
支援者から
返金を求められているという
団体です。

ひろしまドッグぱーく原告の会
（リンク）参照

ただし、タレントの杉本彩さんは
エンジェルズをフォローされています。
（リンク）参照


必ず ご自身で真相を
確かめてください。

私の記事も同様です。
私が記載したことを
そのまま鵜呑みにはせずに
ご自身で判断して
募金するようにしてください。
(転載に関しても同様です。)





１つでも多くの命が
救われますように…。



11/03/16 (水) 22:58

消せること。消せないこと。

記憶は
消えてしまったり
消してしまったりも
できるけれど

現実は決して消せない。


どうしても
携帯のお気に入りリスト
から削除するのを
躊躇っていた
blogがありました。



後悔している
かもしれない。

離れてみて初めて
愛しさに
気付くことも
あるかもしれない。


そんな僅かな期待を
消しきれなかったのかも
しれません。




そこには
確かにあったはずの
記事が消えていました。


お見合いの日

譲渡日を待ちわびる日

譲渡日当日

１週間後

その数日後。


数日の記事でしたが
確かに居たはずの
『萌瑠都くん』との暮らしが

初めから無かったかのごとく
消えていました。


消してしまえる現実だった
のでしょうか…。



ようやく、
私のお気に入りから
消すこともできそうです。



11/02/02 (水) 22:15

飼う…買う？？

昨日行ったホームセンターの中に
ペットショップがあって
旦那サマと同じ誕生日の
猫ちゃんが売られていた。

生後３ヶ月のその子は
身体が異常に小さく
なんだか見ていられなくなり
その場を離れました。

世界には
生態販売を禁止している
国があります。

ペットショップには
フードや玩具など
ペット用品しか置いていません。

ペットが欲しい人は
里親として受け入れるか
ブリーダーから購入します。


日本人は どうしても
子犬・子猫嗜好が絶対的に多く
それにツケ込む
悪徳な生態販売業界も
少なくなくて…


『可愛い』というだけで
安易な飼育を始めては
面倒が見切れなくなって
放棄する…。


もちろん、もちろん
ペットショップで
可愛い子犬、子猫を購入して
最期のその時まで
ちゃ～んと家族として
共に暮らす人も
たくさん居るし

一概には言えないけど
ペットショップに
展示されている子は
生後２ヶ月より前に
母親から離された子が多く
社会性を母親から学ぶことなく
『売り』に出されます。

だ・か・ら、
のちに、問題行動を
起こすような子になって
『飼いきれない』という
結末を呼ぶことが
多いと言われてます




それも、これも
とにかく
人間が悪いんだと思いません？

犬や猫は
な～んにも悪くない。

血統のついた子も
野良の子も
ただただ
生を持って生まれてきた。

それを、
大きくなると売れないから
と、小さな(小さすぎ)うちから
展示販売したり
飼育困難と放棄したり…



粗そうがあったり
吠えたり鳴いたり
イタズラしたり
懐かなかったり
それがなに？？？


可愛いか可愛くないか
なんてことは
生きてる犬や猫には
関係なくて、
私たち人間が感じる『好み』の問題。

小さくて、
粗相もイタズラもしない
無駄に鳴かない
自分にベタ慣れな子
が欲しいなら
ぬいぐるみで我慢して！


買う でも 飼う でも
とにかく
『家族になる』ということ。





人間の赤ちゃんは
自分の意志を
泣いて伝えるしかない。
親は泣き声を聞いて
判断するしかできない。
お漏らししても
イタズラしても
ママなんか大嫌い！
って言わんばかりに
火のついたように泣いても
棄てたりはしないよね。

だって ちゃんと
【覚悟】して
産んだはずだから。


その覚悟は簡単には
消えない。


子供が大きくなって
反抗期になっても
こっちが泣きたいくらい
憎たらしくなっても
やっぱり愛しい子供。


20年もたつと
私は私の道を行くわ～
なんて去っていって
しまったりするけど
犬や猫は
決してそんなことはしない。
ずっとずっと
そばにいて、自分を必要と
してくれる。
決して裏切らない。

そんな純粋無垢な子を
裏切れる人の気が知れない。



保健所には
血統書の『け』の字も
見当たらない
ボロボロになった犬ばかり。

ショーケースに居ただろう
子犬のころ
どんな想いで
家に連れて帰ったの？

きっと飼い主は
忘れてしまったんだね…


生態販売が
無くなったらいい。
そんな風にも思うけど
でも一番はやっぱり

『家族』を最期まで
大切にして欲しい。

日本中のひとが
絶対に放棄しないという信念で
ペットを飼っていたら
生態販売もありき
かな、と思う。



野良ネコなんか居ないし
保健所に
ボロボロになった子が
保護されることもない。




私が
あなたが
棄てない…

それだけ。

だだそれだけで
随分変わると思うのに。



そんな当たり前のことが
出来ない飼い主の多さが
この日本の現状なんだよね



こんな長い
面倒なblog記事を
読んでくれてるあなたは
棄てたりしないよね


ペットはずっと
ずっと大切な家族だよね。



11/01/26 (水) 21:41

保健所

この尋常じゃない数を見て
どう思いますか？


平成21年度
札幌市動物管理センターに
収容された猫は
・放棄が600匹
・飼い主不明猫は1,444匹
(うち、1,147匹は子猫)

　犬は
・放棄が255匹
・捕獲(迷子)が369匹

飼い主不明猫の家族からのお迎えがあったのはたったの4匹

新しい飼い主に譲渡された猫は325匹。

迷子の犬のうち半分以上の子はお迎えがなく、

飼い主のもとに帰れたのは174匹。

譲渡されたのは317匹。

生存率は犬が78%
猫は15%……

117匹の犬
1,852匹の猫が
殺処分され
人間の都合で
小さな命を奪われました。


放棄する理由の大半が
飼い主の病気や
転居、経済的な問題など
人間の都合によるもの。

また
無駄吠え、噛み癖など
ペットの問題行動や
ペットの高齢、病気による
放棄も多くこれも、
一見ペット側の原因に見えて
実は
しつけができない
面倒を見きれない
飼い主側の責任であることも
少なくない。


『家族』として
一緒に暮らしてきたペットを
無責任に放棄する理由を
私は何ひとつ理解できません。

それから、
意外に盲点なのが迷子犬。
これも飼い主側の責任。

脱走した犬が悪いとは
思えません。
脱走させないのが責任です。

そして万が一
迷子になってしまっても
『帰ってくる』と
過信して待っていては
手遅れになってしまいます。

お迎えがなく
飼い主を待ったまま
死を迎える犬も多いのです。


それから…
お気づきでしょうか。
圧倒的に多い
持ち込まれる『子猫』の数。

どうして こんなに
子猫が収容されるのか。


かたや、ペットショップで
お金を出してまで
買われていく子猫。

同じように生まれて
無情にも殺処分される子猫。

それは
『避妊去勢』を
していないから。

飼い猫が妊娠
出産してしまった。

なぜ？

たぶん避妊せずに、
外へ出してるから。

発情期ほど外へ出たがる猫を
『可哀想だから』と
外へ出してしまう飼い主。

当然、出くわしたオス猫と
欲求を満たし妊娠。
(猫は交尾をすると90％妊娠します。)
子猫が生まれて
今更慌てて(または当たり前のように)保健所へ持ち込む。


避妊(去勢)手術は
『可哀想だ』
という飼い主さんもいますが
それはどうでしょう。

本能である発情の度に
生理的欲求を
我慢させられることの
苦しみの方がよほど
『可哀想』です。

欲求を満たしてあげると
ほぼ確実に妊娠する。
結果、
望まれない命が誕生し
罪のない子猫の命が
奪われてしまう…

避妊、去勢手術の結果
病気予防になることも
わかっています。

なにより、
生まれてくる全ての命に
最期まで責任を持つことや、
愛情と責任のある里親を
探すことは
容易ではないのだから
望まない繁殖は
させないのが鉄則だと
思います。


野良ネコも同じです。
『愛情』を持って
餌をあげるなら、
活動的になって
繁殖を繰り返すことを配慮し
避妊、去勢もするべきで

増やさないこと、
一世代限りで終わらせること
が本当の愛情だと思います。


自分は関係ない。
ウチは大丈夫。
そう言う前に

【何ができるのか】

を考えてみてほしいと思います。



私は野良ネコ４匹を保護し
里親さんを探してみて
自分の力量を痛感しました。

個人での活動には
限界があります。

でも、【私にできること】は
他にもあると思うのです。

知ること。

知らせること。

一年間に保健所に収容された
ペットの数。

どんな理由で収容されたのか

どれだけの数の子が家に帰れたのか。

どれだけの子が
新しい飼い主に出会えたのか。

…どれだけの子が
悲しい結末を迎えたのか。


どうして殺処分されなければ
ならなかったのか。


そして、
避妊、去勢の重要性。
飼い主としてのモラル。
迷子になったら保健所に聞く。

無責任な飼い主の実体を
自分は絶対に真似しない。


知り得た
小さな命の大切さを
周囲へ伝えること。



いまの私にできること。


いまのあなたにも
できること。



悲しい結末を迎える子を
減らすために。





11/01/22 (土) 22:25

神奈川県より里親募集！

ちょびひげが可愛い
ちょび丸くん(仮名)です！！


推定生後2ヶ月～3ヶ月
健康状態は良好。


捨てられた子だと
思われるそうです


詳しいことはこちら
　　　　いつでも里親募集中




11/01/08 (土) 00:07

アチラ側とコチラ側

ずいぶん前に
勝手に読みに行っていた
ひとさまのブログがありました。

そのブログ記事に
いまでも印象に残ることが
書いてありました。



川が流れていて
その川の
『アチラ側』と
『コチラ側』のお話。

その川には
細～い橋が架かっていて…

食べ物に困ることもなく、
暖かいお家の中で、
優しく撫でてくれる家族が居て。

そういう猫さんは
コチラ側の猫。


一方アチラ側には
食べ物を探し、寝場所を探し
小さな子猫も
大人な成猫も関係なく
いつも危険と隣合わせな
生活を送っている猫がいる。



そいいう記事でした。

我が家の３しっぽ'ｓも
保護にゃんずも
川の細～い橋を渡って
『コチラ側』に来ることができた。


べべちゃん、ちびすけ
はなちゃん、チィちゃん

『アチラ側』に
いた時の写真を見ると
本当に貧相で
切なくなるけれど


『コチラ側』に来たいまは
とっても幸せそう

ちびすけの顔も
少しは幸せそうに見える
今日この頃…


今日もお外は猛吹雪。


『アチラ側』の猫さんが
細い橋を見つけて
『コチラ側』に
来られますように…



コチラ側のチィちゃん

(元旦に戴いた写メです)



コチラ側のはなちゃんブログ
はなニャンの奮闘記



コチラ側のベベちゃんブログ
RG’s　Diary



11/01/07 (金) 21:17

きもち と かたち

人間の

幸せの形は
ひとそれぞれ。
幸せの気持ちも
ひとそれぞれ。


猫を『幸せな気持ち』
にしてあげるのは
不可能かもしれない。


だって、なにが真実の
『幸せな気持ち』なのか
人間にはわかり得ないから。



でも『幸せのかたち』は
作ってあげられる。


ご飯だったり
温度差だったり
病気予防だったり
安全な睡眠だったり。



それを与えられた猫が
『しあわせ』と
感じる(気持ち)かは別として


その生活はきっと
猫にとっても
人にとっても



『幸せのかたち』





10/12/21 (火) 08:39

幸せって…

気がつけばそこに居る。



お母さんの椅子も
いつも はんぶんこ。





幸せってきっと
こういうこと(*´∀`人)







10/12/09 (木) 22:35