昨日は池の下の田んぼの草を焼いた。
雪が木の枝まで覆っていて、風もない、また焼く草も適度に湿っていた。
あとで炭火を熾し、真っ赤な炭に手をやって気持ちが良かった。
旧宅の上に広がる青い空、幼い頃から、何万回も見上げた空だが、雪の日の青空は格別美しい。
絵や写真や版画、陶器や彫刻、この年までいろいろな芸術作品を見たが、わたしは、身の周りの自然がいちばんだ。
井の中の蛙で経験が少ないだけのことだろうが、わたしは実にそう思うのだ。
美術館とがない田舎だけれど、美しさに囲まれて育っていたと確信してもいる。
父や母、祖父母、みんな、そういう美に囲まれて暮らしていたとも思っている。
「どうして いつも」 まどみちお
太陽
月
星
そして
雨
風
虹
やまびこ
ああ 一ばん ふるいものばかりが
どうして いつも こんなに
一ばん あたらしいのだろう
雪が木の枝まで覆っていて、風もない、また焼く草も適度に湿っていた。
あとで炭火を熾し、真っ赤な炭に手をやって気持ちが良かった。
旧宅の上に広がる青い空、幼い頃から、何万回も見上げた空だが、雪の日の青空は格別美しい。
絵や写真や版画、陶器や彫刻、この年までいろいろな芸術作品を見たが、わたしは、身の周りの自然がいちばんだ。
井の中の蛙で経験が少ないだけのことだろうが、わたしは実にそう思うのだ。
美術館とがない田舎だけれど、美しさに囲まれて育っていたと確信してもいる。
父や母、祖父母、みんな、そういう美に囲まれて暮らしていたとも思っている。
「どうして いつも」 まどみちお
太陽
月
星
そして
雨
風
虹
やまびこ
ああ 一ばん ふるいものばかりが
どうして いつも こんなに
一ばん あたらしいのだろう