所得に応じて月にかかる医療費の上限を定めたもので、指定医に診断書を書いてもらえばあとは病院なりクリニックが手続きを取ってもらえます。大きな会社でしたまず問題ありません。うつ状態がひどいのに、精神科にかかってしまったことが会社に露見してしまったら、昇進の妨げになる、と思っている方がいらしゃるかもしれませんが、一部上場の会社でしたら、会社の保健士さんくらいが把握するでけで保健士さんにも守秘義務というものがあって、公には絶対になりません。それより、病気の症状がひどくなり、会社でパニック障害の症状が出てしまったらそれこそ会社のみんなに分かってしまいます。また精神保健法75条を申請して利用してもごく一部の人が知るだけで、誰にも分かりません。しかし直接の上司には報告しておいたほうが良いと思います。今のクリニックは18時ぐらいまでやっていますし、土曜日にも診察していますから、何度も言うようですが、早期発見、早期治療が病気を軽いうちに治すことにつながります。問題なのは小さな会社、政府管掌の社会保険に入っている方たちですが、やはり会社には誰がどういう病気で保険証を使ったかは分かりません。それでも状態が悪くなると会社を休みがちになったりして、知らないうちにみんなに分かってしまうことがあります。まだまだ精神科というと偏見の目で見る世の中ですが、身体と同じで心も病気になります。小さな会社でしたら、社長に正直に話して、早期通院を薦めます。
肇
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