昨日朝8時、看護士が手術着を持ってきてそれに着替えました。同室の2人は朝食を食べていました。心の奥底からやる気と気合がわいてきます。正直言うと手術なんて患者は麻酔で眠らされていて、頑張るのは医師なんですけどね。でもいつもと違って気合の入り方が高まってきます。うまくいくと正月は家で過ごせるかもしれないと思う気持ちは、じゅうぶんありました。9時10分前看護士が部屋に入ってきました。いよいよだ、と思いました。
「石井さん、今日の手術中止になりましたから。今朝食を持ってきますから」気合が音を立てて崩れていきました。え、なぜ。思い当たるのは今朝5時30分に血液をとられたことです。一昨日の謎の発熱。9時過ぎに主治医が来ました。「石井さんCRP(炎症反応、風邪をひいてない限り健康な人は0)の値が19を超えています。手術はできません。しばらく抗生剤の薬を飲んで様子をみましょう」
それまで0.6くらいで安定していた値が昨日の朝の時点で3,7.発熱のせいだと思っていました。38.6度あったから。ところが一日で6倍以上に上がっていました。今朝は尿検査用のおしっこをとりました。まだこの急に上がったCRPの原因は分かっていません。これで今年手術をしたら2年目の病院でのお正月です。耐えられません。OさんとH看護士さんは{あたし達大晦日の夜勤なの。仲良く一緒に深淵を迎えましょう」などともう僕が病院で正月を迎えるのが既定の事実みたいに。
でも本当に何気ない動作をした時に、脱臼してしまうんですよね。脱臼すると自分では入れられません。こんな状態で外泊を許すとはとても思えません。CRPが高いうちは仕事もしないようにいわれていますから、暇なことこの上ない。本当だったら今朝は少し元気を取り戻してこのブログで手術がうまくいったことを、売ってるはずだったのに。といまさら悔やんでも何もいいことないから、前向きに考えを変えなくては。
入院したのが去年の9月。もう1年3ケ月になります。でもこういう時に職場が病院だといいですね。車いすで仕事ができるから。でもCRPの値が下がったら来週手術で、完全にO看護士とH看護士と信念を迎えることに確定です。Wmaxを買っておいてよかった。なんと言っても年賀状です。ボストンにいる時はクリスマスカードを送っていました。A nd Happy New Yearで年賀状の代わりに。何しろ250枚裏面は誰かにいんさつしてもらうにしても、住所と宛名を書くだけで大仕事です。
明日は身体と心の健康について話します