WHOでは健康の定義について身体とこころと社会的に霊的を入れるかどうかもめました。結局霊的には各国で概念が違うということで入れられませんでしたが、いずれ入るでしょう。今日は身体と心の健康について話しましょう。まず身体の健康は現代西洋医学で血液検査、尿検査、X線、CT,MRIで殆どの病気が診断つきます。また例え糖尿病でも内服薬とか、もう少し悪化してインスリンの投与をして、日常生活に不自由なく過ごしている人も多いでしょう。
僕の場合も血液検査で悪化が分かり、手術が中止になりましたが、30分前に看護士が採決していきました。今回の血液検査で今飲んでいるザイボックスという抗生剤の飲み薬を続けるかどうか、主治医が決めるそうです。僕の身体の方は血液検査とかX線写真で状態の把握ができます。でも心の状態はどうかこれは身体の健康と違って一般的な検査では分かりません。もう1年3ケ月も入院しているのだから、健康ではありません。
でも心の健康も何種類かの検査の方法があります。インクのシミを挟んでできた偶然にできた形を何に見えるか、という有名なロールシャッハテストがあります。これは結構準備が必要でストップウォッチ、ボイスレコーダー、メモ帳などが主な必要道具です。シミが何に見えるかは余り問題ではありません。結果が出てくるまでの時間、どこに注目してそういう結果になったかが重要なんです。これ以上内幕を話すと、皆さんがこのテストを受ける状態に落ちいた時に影響が出てくるから話しません。
人をどのようにていぎするかでこの、問題の解答も変わってくるでしょう。人間機械論という考え方があります。これは人は最も進化した機会であり修理が可能かそうでないか判断します。治療も修理という概念でとらえます。かたや人は有機的に最も進化した生命体であり、治療が可能な有機体であるという概念です。でも脳は脳波計とかCTなどで観察できますが、心はどうでしょうか。全て脳が係わっているという考え方もありますが、僕は心は脳とは別にある存在であると思っています。3次元ではなく4次元か5次元の考え方をしないと判断できないと思っています。
今日は僕の心は波立っています。いつもは4行で段落を代えていけるのに、今日はどうもうまくいきません。不安があるからです。確かに早く身体の健康を取り戻して、ボストンに帰りたいという思いと、2年続けてお正月を病院で過ごすのかと思うと、正直憂鬱になってきます。でも病院のお正月の朝食はお雑煮です。元旦は関東風、2日と3日はみそ味で具が沢山入っています。でも自分の部屋で大晦日から元旦までは迎えたいです。
アメリカではクリスマス休暇を長くとって、元旦が休み2日から通常通り仕事をしています。今回の年末年始休暇は暦の都合で1月4日の金曜日を休めば9連休だそうで、どこもかしこも人だらけでしょうね。海外も日本人がたくさんいるでしょうね。ニューヨークは人種のオンパレードで日本人も沢山いますが、ボストンは落ち着いた街で観光客はあまりいません。大学には日本人が何人かいますが、特別親しい人はいません。
話は変わって、日本人もうつ病患者が非常に多くなったといいますが、アメリカでも似ています。でもうつ病には良い抗うつ剤がありますから、適時に自分が信頼できる精神科医に診察してもらえば、日常生活に支障をきたすことはありません。カウンセリングもその一つの治療方法ですね。自分の悩みを第3者に話しただけで、結構気分は楽になります。
明日は心の健康について突っ込んで話します。