飽食の時代と言われて久しいですが、こういう時代だからこそ、現れた病気だと思います。摂食障害という病気です。でも摂食障害という病気ではなくても、栄養バランスの取れていない方が沢山います。日本ではメタボリック症候群と呼ばれている、体内脂肪の問題です。食事が欧米化して、脂肪の多いものを沢山食べるようになり、外見は痩せているけど、CTを撮ると、あらゆる内臓に脂肪が過度に付着しています。一番多いのが肝臓が脂肪で覆われ、脂肪肝の人達です。肝臓は沈黙の臓器と言われるほど、よほど悪くならないと、痛みはありません。痛んだ時にはもう遅いというのが現状です。ですから魚中心の日本食が見直されています。また野菜の摂取量が減っています。また日本の食習慣として夕食を一番カロリーが高く豪華にするというのも考え物です。アメリカ人はパーティーを除いて、夕食はとても簡単にすませます。その代わり朝食と昼食にカロリーの高いものを食べます。確かに過食症、拒食症という病気になると、治療がとても難しいですが、自分の食生活を見直すと共に、体脂肪率の量れる、体重計がありますからそれを購入して、毎日自分の身体をチェックするということが、とても大事です。
肇
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