心は元気ですか?

最近心の健康が日本だけでなく、世界中でおかしくなっているように思います。そう思う方読んでください。

こんばんわ、そちらは朝ですね

2009年12月22日 08時32分05秒 | Weblog
現在は良い抗打つ剤がありますから、70%くらいのうつ病の方は普通に過ごせます。またカウンセリング(セラピー)も認知行動療法、動機付面接などで進んでいますから、早期治療を開始すれば早い回復もみられますが、なかなか薬がきかない人もいるのも事実です。
認知行動療法も第3ステージの「ハートフルネス療法」に進んでいます。基本的には、やることモードから、あることモードに考え方、認知を変えることです。うつ病になると、どうしても何でも否定的に考えます。そういう自分を責めます。この繰り返しでますます悪くなっていきます。そこで、そいう否定的に考える自分をありのまま受け入れるのが、ハートフルネス瞑想です。動機付け面接もアメリカでは10年以上前から取り入れています。最近日本でも翻訳されましたから興味がある方は読んでみてください。
そんなこと言ったって、どうしても否定的に考えてしまう、という人もいると思いますが、そういう自分を話せる友達がいますか?自己開示といって、自分の状態を他人に話すだけで相当ストレスは解消します。また自分の病気を悲観しないでいつか良くなるよ、と考えるだけでも、結果は違います。
がん患者でも良くなると思っている人のほうが、そう思わない人よりも長く生存することが実証されました。
大うつ病になれば入院治療も必要ですが、抑うつ症の人を一般的にうつ病として治療しています。また脳内物質セレトニンが大きな要因であることも分かっています。ところが、ブロックされる人とブロックできない人がいます。一度放出されたセレトニンを取り込みしないように、ブロックする薬ですが、ブロックできない人に処方しても全く効きません。
そいう方は、セラピーを受けることをお勧めします。

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