両極性障害は10代の後半から20代前半に発病することが多いです。大体そう転して病気が分かることが多いです。急に高級車を買ってしまったりして、発病が分かります。何故かは分かっていません。躁状態を抑えるのに、炭酸リチウムを使いますが、多すぎるとうつ状態になります。逆にうつ状態にある両極性障害の患者に薬を多く使うとまた躁状態に戻ります。
適正な薬の種類、量を適正に知るためには、1年はかかるでしょう。それくらい治療が難しい病気ですが、適正な量が分かると社会生活に復帰できます。それでも時々コントロールを失って、入院治療が必要な場合も出てきます。それに比べて、統合失調症の方が、治療しやすいと言えます。でも人の気分は上がったり下がったりしますので、その幅が大きいとも言えます。
本人、家族にこの病気を持った人は案外多いのです。家族は心配で仕方ありませんが、医師に任せましょう。心配しても良くなるわけではないのだから。そうは言っても心配するのが家族ですよね。薬の進化はとても進んでいるので、案外早く的確な治療方法が見つかるのも夢ではありません。統合失調症がそうであったように。
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