以前マリッジブルーを話しましたが、今日はマタニティーブルーを話します

　マリッジブルーは結婚を前にして、不安を感じることを言います。これは男女に共通していますが、マタニティーブルーは女性にしか有りません。当たり前ですね。マタニティーブルーとは大きく分けて２つあります。出産前の生まれてくる子が五体満足なのか心配して、うつ傾向が出てくる場合です。もう一つは出産後のマタニティーブルーです。
　前者は出産して五体満足で健康な赤ちゃんが生まれてくれば、自然に治ります。問題は後者の出産後のマタニティーブルーです。出産まで妊婦が主役だったのが、出産と同時に生まれてきた赤ちゃんに主役を奪われます。みんな妊婦だった女性が出産した途端に、ただの女性になってしまいます。母子ともに健康であれば、１週間で退院です。
　家に帰っても、主役はお母さんではなく新しい家族、赤ちゃんが主役です。赤ちゃんの世話は殆どお母さんがみます。まして赤ちゃんが第一子であれば初めての赤ちゃんの世話ですから、慣れなくて夜泣きで夜は熟睡できず、しまいには自分の赤ちゃんが可愛く思えなくなります。
　僕の家族は最初の出産が、双子だった為、非常に苦労しました。金曜日と土曜日の夜は僕が２人の娘の面倒をみました。妻は１５２Cmしか身長がなく、腎臓をだいぶ悪くしたので、産科医からもう子供を作ってはだめだと言われたのに、避妊に失敗し３人目の娘が生まれました。双子の面倒が大変だったので、３人目の娘は知らぬ間に大きくなってしまいました。妻は３人目の娘が出来なかったら、赤ちゃんが可愛いとは思わなかった、と言っています。
　日本人の男性の家事をやる割合は、他の先進国に比べて、１０分の１位だと言われています。お父さんお母さんの手伝いをもっとしましょう。