不安というものはどこからくるのでしょうか？

　不安のない人はまずいないと思いますが、みなさんいかがでしょうか？僕も不安をいくつか抱えて毎日いきています。頭でいろいろな方法を考えて、解決してなくなる不安もあります。しかしいくら頭で考えてもなくならない不安というのもあります。その不安をうまくコントロールできればいいのですが、その不安を自分では抱えきれないほどの大きさにしてしまう人もいます。
　こういう人は不安神経症という名前の病気になってしまいます。今の世の中不安で満ち満ちています。こういう時代に不安を抱えて生きていくことができない人が大勢出てきます。ですから町の精神科のクリニックはどこに行っても沢山の患者さんでいっぱいです。
　それではどうすれば不安を解消できるのでしょうか？最初に言ったように解決する不安があります。時間、場所、人、相談する、いろいろな解決法があります。それでも解決法が見つからないときは、その問題が起きた時にいったいどうなるのか、想像してみることです。末期ガンで余命何ヶ月、と宣告されているような人以外は、命を持っていかれることはないでしょう。はたしてその不安が現実となった時にどうすればいいのか、考えてみましょう。案外自分で考えているより大したことにならないのが、現実です。とかく人は不安の先取りをしがちですが、それほど大きな事にはならないようです。